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「阿膠(あきょう)」について

おはようございます!

毎日暑いですね!
昨日は群馬では6月では観測史上初となる40℃超えを記録したとか!?
各地で「マスクを外せない子ども」の熱中症の話をよく聞きます。
大人がまずは手本となり、
人目を気にせずマスクを取って生活しましょう♪


先日紹介した、
主に「膀胱炎」で使われる「猪苓湯(ちょれいとう)」
に含まれる生薬「阿膠(あきょう)」について


「阿膠」はあまり馴染みのない生薬かと思いますが、
「ロバの皮を煮てニカワとしたもの」です。
成分的にみると、ほぼコラーゲン!
効能としても、
「血液を増やす」
「出血を抑える」
「肌や髪の毛をツヤツヤにする」
「肺を潤して咳を軽減する」
などなど潤いたっぷりなイメージの生薬です。

「世界三代美人」に数えられる「楊貴妃」(会ったことはありませんが)も、

「私は皇帝のため、美しく生まれて来た。」

と言いつつ、
こっそりと「阿膠」を飲んでいたという詩が残っています。
「楊貴妃」をはじめ、
当時 中国の妃たちが密かに愛用したとされる特別で高価な生薬。
それが「阿膠(あきょう)」という生薬、
「ロバのニカワ」です。

かなり高価で貴重な生薬のため、
ツムラをはじめドラッグストアで売られているような漢方薬では、
「阿膠」の代わりに「ゼラチン」が入っています。
その効果はどうなのか疑問です。


ちなみに、
「血虚(けっきょ)」
(中医学でいう「血(けつ)」とは血液含む身体の栄養分全体のことで、
血虚とは身体の栄養分が少なくなっている「貧血」を含む症状の方)
に使われる、
「婦宝当帰膠B(ふほうとうきこう)」
という
名前の通り、「女性にとって宝のような漢方薬」
には本物の「阿膠」が含まれています。

「婦宝当帰膠B」についてははまた今度♪


都内では小学校でインフルエンザの感染症が増えているとのこと。

そもそもこんな時期にウイルスの感染症が広がること自体が異常です。
今の異常事態といえば、
この暑さでマスクをつけていることですが、

普段からマスクを着けて浅い呼吸しかできず、
過剰なアルコール消毒などで
免疫力を下げてしまっている子どもが増えてしまったので、
今後さまざまな疾患が増えてしまうことが懸念されます。

そもそも長時間同じマスクをつけるなんて不衛生極まりない。
本当に感染症を防ぐためにマスクをつけたいならば、
1時間おきにでも交換しないと意味ありません。

本日も暑くなりそうです!
外出時は感染症対策よりも熱中症対策!

楽しい日曜日をお過ごしください♪



「子どもたちの未来を守りたい」
 ファーマシー未来堂
 国際中医師 島田幸一 でした。

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真弓先生を語り継ぐ梅津貴陽先生の「梅津塾」
7月3日に開催いたします!!

【真弓先生を語り継ぐ会 梅津先生の梅津塾】
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1stシーズン 第2回
「知られざる小児科医真弓定夫の素顔」
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2022年7月3日(日)
開場:13:00
開演:13:30(終了予定16時)
場所:ファーマシー未来堂2F
(神奈川県足柄上郡大井町金子1376−1)
金額:4000円
(未来堂メルマガ会員は3500円)
《お申し込み》
https://ticket.tsuku2.jp/events-detail/69742400211023

\伝説の小児科医真弓定夫/
真弓先生は小児科医として子育てに関して、そして食養生や生活習慣に詳しいと認識されることが多い。
しかし、そのお考えは、そのような上辺の「how  to」ではなく、もっと深い部分での人間として、この国、ひいてはこの星に住む動物としての本質を真摯に語り続けてきた。
ご自身の著書では語られてこなかった先生のご遺志を、私、梅津貴陽が徹底して余すところなく引き継ぎ、語り継ぐ会の第2回!

・前回の続き「知られざる小児科医真弓定夫の素顔」
・真弓先生が、晩年最もこの国に関して憂いた事
・真弓先生の教えを通じて、疾患と医療を考える

謎なこの閉塞した時代に、今こそ真弓先生のお考えを改めて学び直し、本来の人間としての生き方を実践していきたいと思います。

ご来場お待ちしております。

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