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樹楽第 ー自分色を育てる灰についてー

みなさまはじめまして

この度は、樹楽第(じゅらくだい)のメールマガジンのご登録をしていただきありがとうございます。
今回はメールマガジン第一回目ということで、我々樹楽第の特徴について、茶人の皆様にお伝えできればと思っております。

まず、我々の制作している灰である「自分色を育てる灰」について、特徴を簡潔にお話させていただきたく思っております。

私たち樹楽第のプロデュースしている「自分色を育てる灰」は、そもそもは茶湯道具として使われる「風炉灰」となっております。
そして、この風炉の灰を皆様に楽しんでいただくため、私どもなりに少しずつ変化をつけさせていただきました。

そして、その変化を特徴とし、大きく分けて、「自分色を育てる灰 風炉灰」には、3つの要素を盛り込みさせていただいております。

1:40年に渡って伝わる確かな技術を伝承した風炉灰
2:後から茶人様の好みによって、香りの強さを調整できる「調香灰」
3:自分色を育てていただくための、灰のメンテナンスチケット

のラインナップとさせてみなさまにお届けさせていただきたく思っております。

この特徴は、一つ一つ語ると長くなってしまいますが、簡単に説明させていただくと

【灰について】
実は、樹楽第は先代灰師の須川潔よりその技を受け継いだ、二代目の藪広樹によって手掛けられております。
先代の須川潔は1979年より、現在に至るまで灰作りの試行錯誤を重ねに重ね、数々の工夫をしながら灰を作ってまいりました。

その膨大な数の挑戦によって、得られた知識や経験を、樹楽第の灰は惜しみなく受け継ぎ現在に至っております。
風炉灰の質についても確かな知識と挑戦の数によって支えられた、自信を持って皆様にお届けできる灰となっております。


【調香灰について】
調香灰については、お茶の業界で初めての試みとなります。
茶人の皆様にヒアリングをしていたところ、「匂いが気になる時がある」とのお声をいただきました。

そのことを踏まえて、我々の中でも何度も話合いを重ねて参りましたが、灰にもともと匂いをつけてしまうよりも、茶人の皆様のこだわりを存分に発揮してもらうべく、別の袋に小分けにした香りの強い灰を一緒に入れようということになりました。この匂いについても、お香の白檀の香りを邪魔することなく、ふんわりと香る香りの調合を決めるのに数々の試作を重ねてまいりました。
その結果、3種類のお茶のブレンドをし、さらにその比率についても細かく決定をして生まれた灰が「調香灰」となっております。


【灰のメンテナンスについて】
灰のメンテナンスにつきましても、まだ手探りの状況ではありますが、茶人の皆様のご不便を少しでも解消しようと思って始めた新しいサービスでございます。
茶人のみなさまには、普段よりたくさんのことを同時に気にかけられてるかと思います。
お着物や、お菓子、抹茶の銘柄、掛け軸、お花など、たくさんのことを考えて、準備をされているかと思います。

そんな御忙しい茶人の皆様におきまして、もっと快適に楽しく灰を育てて欲しいとの思いを感じておりました。
その灰を育てていただくためのお手間を少し私どもで分担させていただき、我々が得意な範囲をさせていただこうと思うっております。

メンテナンス自体は、数年に一度ということなので、私どもの灰を買い足してお使いいただいていれば、無料でメンテナンスを受けていただけるような金額のチケットを全ての灰の商品に同梱させてあります。
ぜひご活用いただけれ幸いと存じます。

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