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【美姿勢を作る上で覚えてもらいたい運動学習について】

T-mile通信Vol89


いつもメルマガを読んでいただきありがとうございます。
「良い姿勢は良い人生を作る」をモットーに活動している
パーソナルトレーナー高坂直暉です。

「ストレッチっていつまでやればいいですか?」
「姿勢を良くするために日常生活で意識することってありますか?」
というニュアンスの質問をよく受けます。

「肩甲骨を寄せることを意識して過ごしてください」
「お腹に力を入れるように意識しましょう」
なんて回答をよく耳にします。
私も以前はそのように答えてました。

しかし今では考え方が変わり、上記の回答も半分は正解だが半分間違ってると感じてます。

そこには人間が動作を学習していく上で避けて通れない3つの段階があり、
その流れを覚えることは
姿勢改善だけでなく子供の運動学習やダンスの振り付けなど
新しい動きをより早くできるようになることにも活かされます。

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<動作を覚えるまでの段階>

動作学習においては大きく3つの段階があります。

認知
連合
自動化


認知段階はいわば覚えたての状態。
新しい状況や動きに対してまだ違和感があり、動きが非効率的でぎこちない段階です。
バスケットで例えると
まだ正確なドリブルができないorずっとボールを見ながらならできるといった感じです。

この段階では意識が内側に向いているので周囲の環境や声に意識を向けることが難しいです。
というより動作をこなすのに手一杯なt状態です。
全身に余計な力が入りやすく非効率な動作なので疲れやすいです。


そこからある程度繰り返すことで脳が動作を学習していき、
ある程度無意識でも動作ができるようになります。
この状態が2番目の”連合”段階です。

頭の中で動作を理解し、ポイントを押さえてる為、余計な力が抜けていき
無意識な状態でも動作を遂行できるのである程度視野が広くなります。


さらに動きが洗練されることで無意識下でも質の高い動作ができるようになります。
この段階を”自動化”状態と言い、周りに意識を向けながら動くことができます。

バスケットで言うとドリブルしながら味方に支持を出したり、相手の位置を把握したり
外に意識を向けていても動ける状態です。
仕事で言うとPC画面を見ていても正確に文章が打てるブラインドタッチがそれに近いかなと思います。

他のことを考えたり、外部から邪魔が入るなど環境が変化しても呼吸をするように動ける状態を指します。

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<それぞれの段階でのポイント>

成人の方のトレーニングやレッスン、お子様の体操を指導する上で大切なのは
相手がどの段階にいるのか?
また自分がやる側の時は今どの段階にいるのか?
を考慮することでより早く動作を自動化させ、習熟を高めることができます。


・認知段階

認知段階は意識が内側に向きやすいです。
※外に意識を向ける余裕がない為

この場合は視覚からの情報や体感してもらうことで理解が深まります。

例えば鏡を使って動作を見せたり、正しい見本や相手の真似を見せて動きを理解してもらいます。
この段階では外に意識が向けられない+何が正しいかどこが間違いか分からないので
まずは自分を客観的に見て、正しい動きと比較することが大事です。


・連合段階

この段階ではある程度動きが理解できて少しずつ無意識下でもできるようになります。
余計な力が抜け、意識が外に向き始めるので聴覚からの情報も理解し、
すぐに反映させる余裕も出てきます。

この段階では動きの質を高めるような細かいアドバイスや細部のポイントに
意識を向けるようにしましょう。
動きの理解が進んだら少しずつ質を高めていきます。


・自動化段階

自動化されてる=動きが脳内でほぼほぼ完成されています。
呼吸するのと同じように何も考えずともその動作ができる状態です。

裏を返すと脳内のその動作に対する回路が完成されてるので
これ以上脳にとって刺激になることはありません。

やりつくしたゲームに対して飽きる、感動を覚えなくなるのと似てる状況です。

なのでこの段階に来たら条件や環境を変えても同じ動きが再現できるか?
を追求していきましょう。

・環境や道具が変化しても高いパフォーマンスを維持できるか
・利き手ではない方でも同じようにできるか          など

脳への刺激の観点で言うと、違う動きを行うことでマンネリ化が防げ、
活性化を促すための刺激になります。

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<姿勢改善に置き換えると>

姿勢改善のゴールは脳の認識を書き換えることであり、
無意識下でも正しい身体の使い方ができることです。
これを”脳のマッピング”と言います。

姿勢が悪い方、慢性的な身体の不調でお悩みの方は間違った姿勢や使い方に
気が付いていないことが非常に多いです。
何故ならその方の脳が間違ってる状態を”正しい”とご認識してるからです。
右に傾いてもそこがその人の真ん中になってるんです。


まずは間違いを認知してもらう。
その上で正しい姿勢に修正する。
その状態は当たり前になる。

これが正しい姿勢を作るための流れなんです!

最初のうちは違和感や”変な感じ”が強いです。
何故ならいつもの自分ではないから。
しかし違和感がある=間違っているわけではありません。
違和感=いつもと違うだけであり、いつもが間違ってることも考えられます。

スポーツにおいても姿勢改善においても最終ゴールは
”いついかなる時も自然と正しい動きはできること”
これを忘れないでください!




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