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メールマガジン バックナンバー
あの人が許せないとは パート2
みなさん、こんにちは。
目標達成コーチの吉田さゆりです。
今回は前回に引き続き「許せない」について。
前回は「あの人が許せない」を持ち続けることが自分の中にどのような状態をつくり出しているかをお伝えしました。
今回は少し具体的にしていきたいと思います。
なにが許せないかを分解してみると、その対象となる人が発した言葉や、その人のとった行動、それによる結果が許せないということではないでしょうか?
それが腹立たしかったり、悔しかったり、辛かったりする。
本当に許せないのはその人ではなく、その人の言動や行動や態度では?
なので、それを起こした人が許せない。
確かにその行動をしたのはその人。でも、その人の行動がその人の全人格や、その人の全てではないですよね。
とった行動には問題があったとしても、その人自身が人間的にダメだということにはならない。
問題はその時の行動であって、その人自身ではない。
それは例えるなら、子供がよその家の壁に落書きをしてしまったようなものかもしれません。
その子供が今後よその家に落書きを続けることがないようにする必要はあるでしょう。
でも、その行動をとった子供が許せない。人間的にダメな子だとはならないですよね。
許せない相手を許すなんて絶対に出来ないと思う人も多くいると思います。
そこには、その人を許すことは、その人がやった行動を許すことだと思っているからかもしれませんね。
そう思うと中々許すことはハードルが高いでしょう。
ですが、人を許すことと、行動を許すことは別です。
人は許したとしても、その人のとった「行動」が今はまだ許せないと思うのなら許さなくていいのです。
人と、行動は分けて考えないといつまでも自分が苦しむことになります。
理由は前回のメルマガでお伝えしましたね。
大切なのはあなた自身。
その人に囚われて、あなた自身が振り回されて心が疲弊してしまわないことが一番大切です。
※「許せない」という感情には他にも色々な要素が絡むので、今回はざっくりと人と行動を分けて考えることにフォーカスしました。
最後までお読みいただきありがとうございました。