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【鳥爺寺子屋】(9)身近な危険編:踏む、挟む、落ちる、など

いつもありがとうございます。鳥爺です。

「ヒヤリ・ハット」で非常に多いのが今日のテーマです。

まず「踏む」から

文字の通り踏んづけてしまう事故です。
もちろんわざとではありません。
鳥さんによっては足元をチョロチョロする子がいます。
いつもなら気付くのですが、他のことを考えていたり、突然チャイムや電話が鳴って、思わず動いたときなどに起こっています。

また踏むという表現が正しいかわかりませんが、ソファに横になったときに下敷きになったり、あるいは一緒にベッドに寝ていて、寝返りを打った時に下敷きになった、という話をよく聞きます。

足元をチョロチョロする子は、当然飼い主さんも気をつけていらっしゃると思います。
ソファやベッドのそばにいる子に対しても、気をつけていらっしゃると思います。

ではどうしてこんな事故が起こるのでしょうか?

話を続けます。

次は「挟む」です。

この事故は部屋から出て行って、ドアを閉めた時に挟んでしまうことです。
あまりにもタイミングが悪い、としか言いようがありません。

ドアの素材や閉めたときの勢いもありますが、それなりのスピードがありますので、「踏む」と同じようにこのような事故は、悲しい結果を生んでいます。

なぜこうなるのでしょうか?

鳥さんは大好きな飼い主さんのそばにいたいのです。
飼い主さんが行くところに一緒について行きたいのは当然だと思います。
飛べるがために、後追いをして、そのタイミングで挟んでしまう。

どうしたらこんな事故を防げるのでしょうか?

話を続けます。

最後は「落ちる」です。

鳥さんは大好きな飼い主さんと一緒にいたい。
なので目線に近い場所、つまり肩が大好きな子が多いです。

飼い主さんも肩であれば負担もないし、鳥さんとのコミュニケーションも取りやすいです。
しかし、事故は肩から落ちることで起こっています。

飼い主さんと一緒にトイレへ。
屈もうとしたとき、落ちてしまった。

飼い主さんが風呂のお湯を確かめようと屈んだとき、落ちてしまった。

プライパンで調理をしているときに、物をとろうと屈んだとき、落ちてしまった、などです。

鳥さんは飛べます。
しかし肩から落ちる短い距離から、上手に上昇したり、旋回できる子ばかりではありません。

飼い主さんが急に屈むということは、鳥さんからすれば不意打ちです。
それだけでもびっくりなので、肩からの短い距離を落下しながら、上昇や旋回するテクニックがなければ当然落ちるでしょう。

もし落ちた先がすぐ安全に助け出せればいいですが、熱いフライパンの中でしたら大惨事になってしまいます。

では、どうしたらこの事故を防ぐことができるでしょうか?

(つづく)

【鳥爺のつぶやき】

新型コロナも急増していますが、こちらも心配です。
鳥インフルエンザです。
私の記憶だけでも11月から、香川、福岡、大分、広島、兵庫、宮崎、岡山、奈良、和歌山と西日本を中心に頻発しています。

農林水産省の12月4日のデータによると、西日本の養鶏場で多発している高病原性鳥インフルエンザで、鶏の殺処分数が計200万羽を超えました。
統計の残る2003年度以降、最も多くなったそうです。

今後どれだけの鶏が殺処分されているのでしょうか。
罪のない鳥たちに申し訳ない気持ちでいっぱいです。

一方で、吉川元農水相が大臣在任中に、鶏卵業者が500万円提供された疑惑があります。
殺処分されている大量の鶏たちがいる一方で、私服を肥やしてる人たちがいる。

尊い命を「いただく」私たちは、この状況をしっかり向き合っていかなければならないと思います。

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