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【鳥爺寺子屋】(7)身近な危険編:食物の中毒について

いつもありがとうございます。鳥爺です。

今日は食べ物の中毒についてです。

秋になるとキノコ、冬はフグや、牡蠣など、人間でも食べ物で中毒になることがあります。
その中には命を奪うほどの中毒もあります。
歴史上、最初にそういう食べ物を食べた人は、命がけですね。尊敬します。

さて、鳥にも危険な野菜、果物があります。

まず有名な食べ物がアボガドです。

アボカドにはペルシン(Persin)という成分あり、摂取することで中毒を起こします。
ペルシンはアボガドの果実だけではなく、樹皮や葉、種子にも含まれています。
食すると最悪、死亡すると言われていますので、くれぐれも気をつけてくださいね。

それ以外にもいろいろな野菜、果物があります。
スーパーや八百屋さんに行くと、初めて見る野菜、果物を見かけたりします。
世の中、たくさんの野菜、果物で溢れています。
そんな中で、鳥たちにとってどんな野菜、果物が良いのか悪いのか、難しいですね。

では今まであげたことがない野菜、果物をあげてもいいのでしょうか?

答えは? 

もう、おわかりですね。
わからないときや、迷ったときは「与えない」ことが重要です。

もし、与えてしまい、体調を崩したらたいへんです。
それよりも、その野菜、果物の安全性を確認してから与えていただきたいと思います。

でも鳥たちは、家の中にある植物などに興味を持つかもしれません。

そう、鑑賞用の植物などです。

鳥たちはそういう植物の近くに行って、食べているかもしれないし、ただ齧っているだけかもしれません。
植物は家の中であっても、本能を呼び起こす素敵なアイテムであることは間違いありません。

もちろん安全な植物もあるかもしれませんが、ここでは危険な植物について下記したいと思います。

・ポトス
・ポインセチア
・シクラメン
・福寿草

などです。
急性中毒になることはないですが、食べ続けたりすると中毒を起こすかもしれません。
できれば遠ざけるか、放鳥時、食べたりしないようにしっかり見守っていただけたらと思います。

今日は野菜、果物の身近な危険をお伝えしました。
ただ、鳥が食べるものは野菜、果物だけではありません。
主食であるシードやペレットなどもあります。
人間の食べ物も欲しがる子もいます。
こちらも命に関わる重要な話ですが、また別の機会に特集を組んでお伝えしたいと思います。

次回は「吸入中毒」の話をしたいと思います。

(つづく)

【鳥爺のつぶやき】

心理学者エリザベス・ハーロックは小学5年生を「ホメるグループ」
「叱るグループ」「放任グループ」に分けました。
そして5日間計算をさせました。
すると
「放任グループ」は最初に少し成績が向上しただけでした。
「叱るグループ」は成績向上が3日間続いた後で失速しました。
「ホメるグループ」は5日間続けて成績が上がりました。

私は褒められると調子に乗ります(苦笑)。

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