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【鳥爺寺子屋】(5)身近な危険編:ケージの素材
いつもありがとうございます。鳥爺です。
ケージでの事故の最後は、素材についてお伝えします。
ケージは本来であれば自然素材が一番いいのですが、特にインコ、オウム類は嘴で破壊します。
破壊できない素材といえば金属系になります。
金属だと素材によって錆がでます。
そのため防錆加工のため亜鉛メッキを施すことが多かったようです。
亜鉛は金属の防錆加工のため、メッキとして一般的に利用されている金属です。
鳥が亜鉛を含む物や亜鉛メッキの破片を飲み込んだり、長期間に渡って舐めたり咬んだりして、体内に亜鉛が蓄積されると鉛中毒症を起こすことがあります。
そのため最近では亜鉛メッキ後の処理に、安全といわれる三価クロムを使用しているそうです。
とはいっても長年使っているうちに経年劣化し、メッキが剥がれたり、破損したりすると中毒症のリスクも高まります。
もし可能であればステンレス製のケージをお勧めします。
ステンレスは高価ですし、重量も重いです。
しかし、半永久的に使えるので、長期的にみるとコスパがいいのではないでしょうか。
ケージを新規もしくは買い換えるときには是非ご検討いただけたら幸いです。
ケージにまつわる事故は他にもあるかもしれません。
ケージは鳥にとって安全なおウチであってほしいと思います。
そのために「ヒヤリ・ハット」がありましたらそのままにせず、対策をしていただくことをお願いします。
また、今回ご紹介できなかった「ヒヤリ・ハット」がありましたら、鳥たち安全ためにも情報をお寄せいただけたら幸いです。
後日愛鳥家の皆様と情報共有をさせていただけたらと思います。
さて次回はご家庭(家)の中での事故についてお伝えします。
(つづく)
【鳥爺のつぶやき】
少し前ですが、衝撃的な記事がありましたのでご紹介します。
「体の右半分がオス、左半分がメスの鳥が見つかる」
https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/20/101300593/?n_cid=nbpnng_mled_html&xadid=10005
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