mail magazine backnumber

メールマガジン バックナンバー

【鳥爺寺子屋】(終)愛鳥さんと会話ができる関係作り

いつもありがとうございます。鳥爺です。

鳴き声の微妙な違いがわかるようになると、素晴らしいことがおこるはずです。

例えば
「鳴き声A」が「ケージに戻りたい」と思ったら、ケージに戻してあげる。

「鳴き声B」が「撫でて欲しい」と思ったら、撫でてあげる。

「鳴き声C」が「遊んでほしい」と思ったら、遊んであげる。

そんなに簡単できるでしょうか、、、、??

たぶんほとんどが外れるし、あるいは「そうかな?」と思うこともあるかもしれません。

でも根気よく続けていくと、鳴き声の違いがさらに明確にわかるようになるでしょう。

そして、鳴き声に対して対応した行動が、一致したと確信できる「時」が来るはずです。

その「時」がつまり、鳥と会話できた瞬間ではないでしょうか!?

私たちは鳥に対して、言葉を教えたりします。
おしゃべりが上手な子であれば、シチュエーションに応じて喋ってくれるかもしれません。

かの有名なヨウムのアレックスの語彙は約100個。
それらを用いて人間の質問に正しく答えたり、食べものや飲みものを要求したりしたそうです。
まさに対等にコミュニケーションすることができたと言われています。

私が考えていることは、鳥が人の言葉を話すのではなく
(それも素晴らしいですが)、私たちが鳥の鳴き声、いや言葉を理解することです。

そうすることで何が生まれるのでしょうか?

もし1年に1語だけでも、鳥の言葉が理解できるとしたら、5年で5語、10年で10語です。
10語も理解できれば、すごいことだと思いませんか?

会話の少ない夫婦に比べたら(失礼)、こんなに会話できることはどんなに素晴らしいでしょうか。

そしてもうひとつ重要なことがあります。

私たちが鳥の鳴き声を聴こうとする姿勢(態度)を鳥たちはどう感じるでしょうか?

もし私が鳥でしたら、そんな姿勢(態度)の飼い主さんを「話が分かる人」だと思います。

「話がわかる人」でしたら、あえて大きな声で鳴く必要はありません。

だって、聴こうとしてくれるし、対応しようとしてくれるのですから。

インコ、オウムの鳴き声はたしかに大きいし、うるさいかもしれません。
でもこれは自然界では普通のことです。
もしかしたら生死を分ける重要な要素でもあります。

私たちが鳥の鳴き声を単なる鳴き声で済まさず、「聴く」姿勢で対応すれば、
鳥たちも「話が分かる人」に対して、わざわざ大きい声を出す必要があるでしょうか?

我が家でも鳥たちに「聴く」姿勢で対応をしていますが、明らかに変わってきました。

でも、ほんとうに変わったのは私自身のようです。
私が変われば、鳥たちも変わる、そんなことを鳥たちの鳴き声から学ばせていただきました。

BLA3級でも「鳴き声」の話をしますが、時間の関係で短い時間しかお話できません。
今回、このメルマガを活用して少し掘り下げてみました。
14話という長い文章になりましたが、最後までお付き合いいただきましてありがとうございました。

皆様と愛鳥さんが、毎日楽しく会話することを願っています。

(終)

===

【鳥爺のつぶやき】

今日も「つぶやき」ではなく「ぼやき」です(汗)。

Go Toトラベルのキャンセル料は国が負担、、、、??

いや、これは私たち国民の血税です。

【鳥爺寺子屋】メールマガジンが、少しでもお役に立ちましたら
鳥友さんにもお知らせ願います。
【鳥爺寺子屋】公式サイトでバックナンバーをご覧いただけます。

●「鳥爺寺子屋」公式サイト
https://tsuku2.jp/tori-g

=== セミナー・イベント情報 ===

●認定NPO法人TSUBASA関連のセミナー情報
https://www.tsubasa.ne.jp/study/

12月20日(日)東京
・第3回鳥爺大感謝祭(満員御礼) 
https://tsuku2.jp/tori-g
キャンセル待ちをされる方は、以下のメアドにご連絡をいただけたら幸いです。
soushi914@gmail.com

●メールマガジン「鳥爺寺子屋」のバックナンバー
https://tsuku2.jp/tori-g

●鳥爺寺子屋の無料メールマガジン(特集)
「トキちゃん@オオバタン物語」全20話
https://mail.os7.biz/add/ATwp

最後までお読みいただきましてありがとうございます。

メールマガジン バックナンバー

過去にお送りしたメールマガジンをバックナンバーとして公開しています。

メルマガを購読する