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メールマガジン バックナンバー
『成幸の法則2022』10.6
力は、あなたの弱さの中から生まれるのです。
<ジークムント・フロイト>
自分の「弱さ」を自覚したとき、私たちは自分にガッカリしたり、劣等感を持ったりします。
しかし、それは、向上心の源にもなります。
私たちは、自分の「弱さ」を自覚して劣等感を感じるからこそ、それを原動力にして、成長していけるのです。
ある意味、「弱さ」というのは、私たちに与えられた宝物なのだと思います。
しかし、私たちは普段自分の「弱さ」に蓋をしてしまいます。
見て見ぬふりをする癖は、成幸へのブレーキにしかなりません。
とは言え、「弱さ」を認めるのはなかなかヘビーなことです。
例えば、「意氣地なしの自分」や「臆病な自分」、そんな自分はできれば受け入れたくないですよね。
「弱さ」を認めたくない氣持ちが、自分自身にいらぬ仮面をつけさせて、私たちを生きづらくするのです。
「弱さ」を認めると人生をより良く、より楽しくできます。
「弱さ」を認めるとは、自分らしく生きる本当の強さの現れです。
本来の「弱さ」とは、自分を認めることであり、周りを思いやることです。
そしてその「弱さ」は、すべてにおいて感謝しているからこそ、弱いものを大切にしていくことに繋がります。
感謝の心を忘れまいと、昔の人たちは壊れやすいものや破れやすいものを身近において自らを修養していたように思います。
その意味において、自分の中の「弱さ」とも誠実に向き合うこと。
決して否定をするのではなく、「それがあるから私なのだ」「弱さに氣づいたから、粘り強く前に進める」と、自分自身を励ましてみてください。
私たちの魂は、「弱さ」を通して感謝を学びます。
そして、自らの「弱さ」と向き愛うことができて、はじめて自分自身の「いのち」のもったいなさを感じ取れます。
身近な人や、生き物、モノに対しても「弱さ」を大事にし、互いに支え愛いながら生きることを覚えていくのです。
「強さ」だけでは成幸は出来ません。
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※シェア元は私のメンター
成幸コンシェルジュ
”見る人を幸せにする” 人見幸男先生です
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