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『成幸の法則2022』6.18
『成幸の法則2022』6.18
Vol.2151
マナーが人を作る。
<アラン>
日本人はマナーの良い国民と評されます。
一方で、そのマナーという言葉が死語になりつつある氣もします。
マナーは、ルールとは違います。
エチケットともモラルとも違います。
マナーは、作法と訳されますが、それよりも目の前にいる人への心遣いといった方がフィットする氣がします。
マナーは、人の品格を決定付ける重要な要素です。
それは、自分以外の人への尊敬心の表れであり、最高の教養の形でもあります。
模範にできる人を探して、その立ち居振る舞いや言動、小さな仕草のひとつひとつを模倣しながら、自分自身の品格に磨きをかけたいものです。
マナーは生まれつき自然に備わっているものではありません。
育ってきた環境や、国、民族、時代、文化、宗教などのさまざまな習慣の違いから後天的に培われるものなのです。
したがって、ある国では良いマナーとされることが、別の国では悪いマナーとされることも往々にしてあります。
マナーは、四角四面に守れば良いというものではありません。
相手の立場やシーンを考慮して、臨機応変に対応することが大切です。
マナーには当然法的な拘束力はありません。
だからといって、社会に生きる人々がそれぞれ好き勝手に行動すれば、必ず迷惑をこうむる人が出てきます。
マナーとは、他人に不快な思いをさせないこと。
それによって自分自身も快適に過ごすことに意義があるのです。
人と人の関係性に関わらず「相互を尊重」することに、マナーの真価があると言えます。
だから即ち、良いマナーを身につけることは、「品格が評価」される事に直結します。
マナーは、お互いが氣持ち良くなるための、「生きる作法」と考えればわかりやすいですね。
笑顔で挨拶をすること。
互いを認め愛うこと。
拝。と返事をすること。
人の話を心を込めて聴く(受け取る)こと。
これらも私たちの品格を、キラキラに磨きあげる大切なマナーだと思います。
成幸コンシェルジュ
ひとみ幸お Vol.2151