回らない寿司まぐろや

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【選択の自由】

家族みんなでニッコリ、
たまにほっこりする
山の中の回転寿司 まぐろやからの
「まぐろや通信」※ ※ ※NO.15

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毎度お世話になります。
山の中の回転すし
まぐろやの西です。

本当に!
暑くなりましたね~
うだるようなとはこの事です。

今日は、お泊りの場所で起きた
エピソードを

皆さんの心の清涼剤にでもなれば
幸いです♬

  ”選択の自由”

これを改めて気づかされた
出来事でした。

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8月の3日より6日まで
1年ぶりのお泊りでした。

お泊りの場所は・・・

そう!
「白衣の天使」がいるところ

今回のお泊りは

1年後の経過を調べること

これに合格すれば
次からお泊りすることはなくなります。

正直なところ
数日間は憂鬱でした・・・・

理由は

去年は体調がすこぶるよく
言いつけもちゃんと守り、挑みましたので

すぐに「帰れる!」と
高をくくっていたのですが

「西さん!2箇所狭くなっているから」

淡々とした口調で
 
緊張したまま、1時間30分の・・・・

参りました。


これが去年のこと


今年は数日前から
疲れが取れずに、調子がわるかった

背中の痛みもあり
自分では「今回もかな・・・」と
なかばあきらめモード

3日の午後から出向いて
色々な手続きを済ませ

部屋に入ると
天使から
「ごめんなさい!ちょっとうるさい部屋になります」

聞けば、同じ部屋の方が高齢で
少し気が短いらしく
天使に怒鳴ってました。

去年はテレビの音といびきに
に悩まされ

今年は「怒鳴り声か・・・」

しかたない

あきらめていたのですが

大天使から

「西さん!やっぱり部屋移します!」

「明日に響くといけないので」

そこからすぐに違う部屋に移動して
怒鳴り声から解放されましたラッキー!

移された部屋に入ると
カーテン越しに

天使と住人の話し声が
聞こえてきます。

「2メートルの高さまで来たんよ」

「でも良かったね!無事で」

孫娘とおじいちゃんとの
会話みたいで

同じ部屋の方は
温厚な人だと想像できました。


「今年は静かに過ごせそう」



着替えが済んで
 ベッドに横たわっていると

隣から携帯で話す声が
聞こえてきます。

「もう暑くなるけん」
 
「キリのいいところで
 やめなんよ」

「明日が治療になる見たい」

「また、電話するけん」


今年のお泊りは
コロナウイルスの関係で
付き添いは受付で返されます。

私が受付けの時も
ロックのかかった自動ドア越しで
身振り手振りで話されていました。


携帯で話す声を聞きながら

「そうか、面会に来れないから
 電話で伝えているんだ」

最初の部屋の方が、怒鳴っていたのも

自分では思うようにできず
辛くてあたってしまう・・・

そんな風に思えて来ました。

そして

隣の方が
被災されているのに
声は明るいのがとても印象的でした。


でも、その方は・・・

長くなりました。



次回は「隣の方は・・・」




続きはまたメールしますね


それでは

お体ご自愛ください。



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