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佐々木整骨鍼灸院です

4月のお知らせです。

4月の休診は日曜・祭日のみです。

桜も満開になりましたが今年は特に花粉症の症状が酷く出ているようです。

https://www.ssp.co.jp/alesion/hayfever/

★不幸からよきものを生み出そうとし、又生み出しえる者は賢い人である。与えられたる運命をもっともよく生かすということは、人間にとって大事である。

     ―――武者小路実篤


毎日毎日の足跡が おのずから 人生の答えを出す きれいな足跡には きれいな水がたまる

     ―――相田みつを


人生はどちらかです。勇気をもって挑むか、棒にふるか。

     ―――ヘレン・ケラー


大きな山を登った後にだけ、人はさらに登るべきたくさんの山があることを見出す。

     ―――ネルソン・マンデラ


人生は道路のようなものだ。一番の近道は、たいてい一番悪い道だ。

     ―――フランシス・ベーコン

★ 認知症予防の特効薬はウォーキング】4871



精神科医、アンダース・ハンセン氏の心に響く言葉より…


科学者たちは製薬会社よりもはるかに少ない予算で、何か認知症を防げるものはないかと探っていた。

あるとき、彼らは驚くべき事実を発見した。

数年ほど前に、毎日、意識的に歩くと認知症の発症率を40%減らせることを突きとめたのだ。

まさに仰天するような数値である。


この発表に、マスコミがあまり関心を寄せなかったことは、かえすがえすも残念だ。

仮にこれが薬なら、あっという間に世界中に広まって飛ぶように売れ、抗生物質の登場以来の革新的な発明としてもてはやされたに違いない。

また、それを開発した研究者たちにはノーベル賞が贈られたことだろう。

その薬の名を知らぬ者はおらず、大勢の人が自分や家族が認知症にならないように、われ先にと処方箋をもらいに走ったはずである。


ところが科学者が見つけたものは、そういった薬ではなく、ただ「歩く」という単純なものだった。

しかもしっかり歩くのは毎日ではなく、週に5日で充分だという。


この重要な発見を見過ごしたのは、マスコミだけではない。

医師も同じだった。

多くの医者や科学者は、まったく違う研究に目を向けていた。

たとえば、「認知症のなかで最も多い アルツハイマー型認知症の遺伝子を発見する」といった研究だ。

科学者にとっては確かに、遺伝子の研究は魅力的だ。

そしてもちろん、アルツハイマー型認知症には遺伝的な要因もある。


もし身内に認知症の患者がいれば、なおさらその方面の研究に精を出すだろう。

だが、じつはほとんどの場合、親から受け継いだ遺伝的要因は、身体をあまり動かさない という問題ほど重要ではない。

認知症のことを本当に心配したほうがいいのは、祖父母や両親に認知症患者がいる人よりも、あまり身体を動かさない人のほうなのだ。

それは科学の研究で、はっきりと証明されている。


だが、残念なことに多くの人は、たとえ家系に認知症の患者がいても運動に関心を示さな い。

どのみち認知症になるものとあきらめているのだ。

これは非常に嘆かわしいことである。

こういった人には、何をおいても身体を動かしてほしい。

定期的に運動をすれば、たとえ認知症になる可能性が高くてもそれを回避することができ、それ以上の効果も得られるのだから。

認知症の一番の薬は、「歩くこと」なのだ。


では、なぜ歩くことが、認知症を防ぐための最適な方法になるのか。

単純に考えれば、認知症を防ぐなら脚ではなく、脳を鍛えるべきだ。

そのためのクロスワードパズルや数独、様々な脳トレのゲームが出まわっている(前述のとおり、効果は望めないが)。

ところが研究によって、歩くことは毎日クロスワードパズルを解くよりはるかに効果があり、認知症を防ぐだけでなく、認知機能すべての衰えを防げることが立証されている。

私たちが歩くとき、脳は決して休んではいない。

クロスワードパズルを解くときに使われる 領域は、ほぼ言語中枢にかぎられる。

紙の前に座っているときよりも、動きまわっているときのほうが、脳の活動量はずっと大きいのである。



『BRAIN 一流の頭脳』サンマーク
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本書の中に「認知症になるリスクを減らすための運動」という興味深い話があった。


『研究では、ウォーキングか軽いジョギングを週にトータルで150分、あるいは30分ずつ週に5回行うのが望ましいとされている。

20分のランニングを週に3回行っても、同じく効果がある。

また、ジムで筋肉を鍛えるよりは、歩いたり走ったりするほうがいい。

筋力トレーニングと認知症の関連性については、まだ研究途中の段階であるため、結果が出るまでは、効果があると立証された方法にしたがおう。

つまり歩く、もしくは走ることだ。

運動が記憶力に影響をおよぼすのは、認知症の場合にかぎらない。

誰でも、年を取るにつれて記憶力は衰える。

海馬が縮み、脳に流れる血液が減り、様々な領域同士の結合が弱くなるからだ。

だが身体をよく動かせば、この進行を劇的に遅らせることができる。

認知症であるなしにかかわらず、脳の老化に歯止めをかけ、記憶力を改善できるのだ。』



アンダース・ハンセン氏によると、ウォーキングは「認知症」有効なだけではない。

たとえば…

●ストレスを解消する

●集中力を高める

●やる気が湧いてくる

●記憶力を高める

●アイデア力や創造力が高まる

●学力が伸びる

●高血圧、高血糖値などを疾患リスクを減らし、長生きする


まさに、ウォーキングは「万能の薬」だ。

お金もかからず、ほんの少しの決意でできる。


今一度、ウォーキングの効能に注目し…

ウォーキングを始めたい。

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