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🐾Aunty🐾 防災の日

いつもメルマガを読んでくださりありがとうございます(^^♪
今回はちょっと長文になりますが最後までお読みいただけると幸いです。

今日は防災の日ですね。
沖縄地方では、非常に強い台風11号。
迷走台風と言われていて心配は尽きません。
どうか大きな被害が出ないようにと祈るばかりです。

防災の日ということで今回は災害に関してお伝えできればと思います。
災害と言っても地震・水害・人災とあります。
地震もビルの多い都心部や山間部と平野部では被害も変わります。
東日本大震災のように地震による津波の被害は沿岸部におこりました。
水害も川の氾濫・ゲリラ豪雨による浸水などお住まいの地域によって違いがあります。
人災は他所からのもらい火や車が家に突っ込んできたなど一時的にでも住むことが出来なくなることです。
戦争も人災ですよね。
災害にもいろいろあるわけですが、ご自身がお住まいの地域で行政がどの災害を重視して対策を考えているのかを確認しておくことも防災のひとつだと思います。
ちなみに私の住む埼玉県久喜市では水害を重視しています。

防災というと避難グッズを用意しておく!ということが一番先に思いつく方も多いとおもいます。
避難グッズに関しては様々なものが販売されていますが、大切なのはご自身にとって何が必要なのか?ということだと思います。
毎日薬を服用されている方だと「薬」、メガネがないと困る方は「メガネ」というようにそれぞれ必要なものがちがいます。
ご家族の構成によっても違いますよね。
グッズはそれぞれが必要なものを用意してください。
また、持ち出し品と常備品を考えながら準備しておくことをおすすめします。
持ち出し品は準備したら一度避難先まで持って歩けるのか確認してみてください。
あれもこれもと重たくて持ち歩けないこともあります。
小さなお子様や高齢者、ペットがいる場合は一緒に避難グッズを持ち一緒に避難訓練をしておくと良いでしょう。

地震による災害は予知が難しいです。
平常時に出来ることは家具の転倒防止対策や、夜中に地震が来ても慌てないように個々の枕元に懐中電灯は準備しておきたいですね。
水害は台風にしてもゲリラ豪雨にしてもある程度事前に情報を入手することができます。
近くの川が氾濫するかもしれないなどという時は早めに避難することが可能な災害です。
また、避難所等に行くことだけが避難ではありません。
夜間や、雨風が強く外に出ることの方が危険な場合もあります。
2階建て以上にお住まいであれば垂直避難をおすすめします。
川沿いにお住まいの方は安全な所に避難されるのがベストですね。
個々にお住まいの地域によって危険個所が違うので行政から配られるハザードマップを見ながら避難方法や避難経路の確認をしてくださいね。

私は東日本大震災以降ペット防災に力を入れて活動しています。
ペット防災に関して久喜市の現状を少しお伝えさせていただきます。
東日本大震災の直後、市に確認したときは「ペットのことは考えていません」と回答していた久喜市でしたが、やっと同行避難までできるようになりました。
久喜市では避難所へのペットとの「同行避難」は認められていますが「同伴避難」は認められていません。
「同行避難」とは、一緒に避難所へ行けるが同室は✖
「同伴避難」とは、同じ空間で一緒に過ごせることです。
各避難所ごとにペットの避難場所があるので久喜市在住の方は自身の避難所のどの場所にペットが避難できるのか確認しておくことも大切です。
そして動物が苦手な方や、アレルギーや喘息など持病をお持ちの方への配慮は忘れないでほしいです。
今回もコロナの影響で9月3日に予定されていた久喜市総合避難訓練が中止になってしまいましたが、コロナ禍の前は毎年ペット防災のブースを作ってくださるようになりました。
来年はコロナも落ち着き防災訓練が開催されることを願います。
ブースには持ち出し品と常備品や、各避難所で準備してほしいものなどの展示もしているので開催された時は遊びがてらいらしてくださいね。
久喜市ペット防災ブースで毎年アンケートを取ってきましたが、ペットの同行避難は認めるという回答が圧倒的に多かったのです。
ペットと避難するのに必要なことは「避難所内でのルールを作り、守ってもらうこと」が多かったです。
回答者の割合はペットを飼っている人、いない人の割合が約半々でした。
多くの皆さんはペットと避難することに好意的ですが、ルールは守ってほしい!ということです。
ルール重視の回答の背景には放し飼いや、散歩時のノーリードや糞害などの問題もあるのかな?と思っています。
多くの飼い主さんは守っているのですが…
一部の飼い主さんも毎日の生活の中で飼育ルールは守ってほしいですね。

久喜市のお話はこのくらいにしますね。

さて、災害時に家にいるとは限りません。
ご近所の方やお知り合いに万が一留守中に災害が起こったらどのようにしてほしいかお願いしておくことも大切な一つです。
避難は避難所だけが避難先ではありません。
知人友人に万が一の時は避難させてほしいとお願いしておくことも大切なひとつです。
地震の時・水害の時の避難経路を確認しておくことも大切なひとつです。
「備えあれば患いなし」といいますが、グッズを用意しておくだけでなく平常時にお散歩がてら避難グッズを持って避難訓練をしてみてくださいね。
様々な気付きがあると思いますよ。


Auntyではチャリティ絵本「にゃー太の避難訓練」を販売しています。
ねこ目線で描かれた絵本になっていて多くの方に読んでほしい1冊です♪
https://ec.tsuku2.jp/items/39820200700020-0001

参考にしてください。

★ペットの同行避難とは! なぜ同行避難が必要か - 埼玉県
https://www.pref.saitama.lg.jp › documents

★首総官邸:災害に対するご家庭での備え~これだけは準備しておこう!
https://www.kantei.go.jp/jp/headline/bousai/sonae.html

★災害用伝言ダイヤル(171)ご利用方法
https://www.ntt-east.co.jp/saigai/voice171s/goriyou.html


※久喜市在住の方へ
久喜市のペット防災についてご質問があればサイト内のお問合せからご連絡くださいませ。

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