クリスマス、年末年始を前にしてイベント目白押しな方はもちろん、特に変わった何かがなくても心がそわそわと浮き立って何か落ち着かない時期ですね。


心に落ち着きがないと心に余裕がなくなる

心に余裕がなくなると、
何をやっても中途半端な気がする

中途半端になっていると思うと、
自分がとても無力な気がして

やりたいことが何もできない気になって

気が付けば何をやりたいかもわからなくなる


これって、どういう心の状態かというと、
他人軸で生きてしまっているんですよね。


他人軸を自分軸に転換すると、いろいろなことがずっと楽にできるようになります。簡単な例をあげてみますね。


ある人が車を運転して出かけました、目的地に行くのに時間が押しています。
なぜかこういう時に限っていつもなら空いている道が混んでいたり、あるいは道は混んでいないのに、スロー運転な車が前を走っていたりして、思うように進めないということがあります。

焦りでイライラがつのり知らず舌打ちなどして、
「もう、いい加減にしてよ、こっちは急いでるのに！！（怒）」
無駄に右車線に行ってみたり、また左車線に戻ってみたりするけど、結局全然速く進めていないということが起こります。

同じ道を同じ時刻に別の人が車を運転しています。
この人も目的地に行くのに約束の時間が迫っています。
しかしこちらは同じように焦りの気持ちはありますが、焦ったところで同じことだと考え、車線変更をやたらするような運転もしません。
焦っていない時と同じ調子で運転します。
どうせ時間がかかるならと、カーオーディオで好きな音楽を聴いて鼻歌など歌ってみたりして。

この二人、焦ってやたら車線変更した人がとびぬけて目的地に早く着いたと思いますか？
おそらくほとんど同じでしょう。
もしかすると焦らなかった人の方が早く着いたかもしれません。
焦った人が運悪く急に飛び出してきた車と事故を起こしたり・・・したかもしれません。焦っていたので不注意になっていたりして。

二人の違いは自分軸か他人軸かの違いです。

周りの人や事情に振り回され他人軸で生きると落ち着いてモノが考えられず、判断も鈍ったりします。
自分軸で落ち着いて生きていたら、なんてことはなく楽に判断ができているはずのこともできなかったりします。

わたし自身が、この夏の終わりころから、全くこの他人軸で生きてしまっていました。

そのころ両親の介護問題が浮上し、落ち着かない日々が続いていました。

妹がおかしくなってもまだわがままを言い続け、自分は誰にも迷惑をかけてないと言い張る母。
他人の悪口を言いながら、一晩中泣いたりわめいたりする母のそばにいるのが耐えられないと泣きついてくる病身の父。
精神的におかしくなってしまった妹は、わたしが話を聞こうとしても狂ったように怒って、逆に切れてくる始末で話し合いのできそうな様子もなく。

これはわたしが考え方を変えたり感じ方を変えたりしてどうにかなるという範疇の外で起こっている出来事です。
母のわがままな性格を治すとか、妹を落ち着かせるとか、父の心配する気持ちをなくすとか、すべて他人の心の中のことなのでわたしが変える事なんてできません。

それでもどうにかしなければと思って、悩み、いろいろと考え、思いつくままにああしてみたり、こうしてみたりと、両親や妹に会ってどうにか状況を好転させようとしてみましたが、良くなるどころか悪くなる一方でした。

そんな状況で本当に苦しかった時、わたしの人生の師が言いました。

「自分軸で生きなあかんよ。今、他人軸になってるよ」

その言葉を聞いて、
ハッと気が付きました。

そうだ、確かにわたし、他人軸だった。
わたしが自力でどうにかして他人の気持ちを変えようとしてたなと。

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※すいません長くなってしまいましたので、続きは明日配信します！

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