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デジタルマーケティング講座2「マーケティングの基本『4つのP』後編」

こんにちは、おぴクリエイションの栗木です。

今回の講座テーマは
「マーケティングの基本『4つのP』後編」です。

前回「マーケティングの基本『4つのP』前編」は、
マーケティングの基本的考えでもある
『4p』と『4c』についてお話ししました。
前編は(https://tsuku2.jp/mlReg/?scd=0000084645)でも
掲載していますのでご確認くださいね。

さて、今回はその実例編です。

10年ほど前に話題になった「シュレッダーハサミ」はご存知ですか?
刃が5枚あるハサミで、
シュレッダーのように切り刻めるハサミです。

こちらのハサミ、発売当初はシュレッダーとして売られていませんでした。
名前も「シュレッダーハサミ」ではありませんでした。
なんだと思いますか?
女性なら知っている方もいるかもしれませんね。

「刻み海苔ハサミ」という名称。
そう、刻み海苔を作るハサミだったんです。

このハサミは2005年に
新潟のアーネスト株式会社から刻み海苔を作るハサミとして発売されました。
ご想像の通り、全く売れなかったそうです。
鈴木邦夫社長は、なんとか売れる方法はないかと考えたそうです。
そこでお客様の声を聞くことにしました。
ある日、事務員であるお客様から
「うちはシュレッダーとして使っているよ」と
言われたそうなんです。
ピンときた社長は、
市場の狭い「刻み海苔ハサミ」から
あっさり用途と名称を変え
赤色だった柄を青色に変えただけで
販売の翌年の2006年に「シュレッダーばさみ」として売り出してました。
「刻み海苔ばさみ」は初年度は3万本の売り上げだったのが
「シュレッダーばさみ」は個人情報保護法制定の制定の波にも乗り、
初年度は100万本!ものヒット商品になりました。

何も変えずに、用途の提案を変えた事、
つまり、
4Cの「客のかかえる問題の解決」を改めたことで
ヒット商品を生み出すことができました。


他にも、このような商品はたくさんあります。
「モイスチュア・ティッシュ」→
 「鼻セレブ」(問題解決+利用状況の明確化)※ボックスティシュ
「フレッシュライフ」→「通勤快速」
 (ターゲットの明確化+問題解決+利用状況)※靴下


どうですか?
アーケティングって面白そうだと思っていただけましたか?

デジタルの浸透で「必要とされる商品やサービス」を販売するのに、
会社のサイズはもう関係のない時代になってきました。
この講座はマーケティング思考をつくります。

あの人にも学びになりそうだと思った方に今日の話をして、
講座受講の宣伝をお願いします〜

次回は、「マーケティングの歴史①」を1週間後に配信します。
お楽しみに。

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