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【江戸の誘惑】第一一二号 2019.10.13

親愛なる皆様
今日も好い日でございます。
多くの方に支えられて過ごす、この一日に感謝して本日の「江戸の誘惑」をお届けします。

【江戸の誘惑】第一一二号 2019.10.13
寒露 後五日
鴻雁来(こうがんきたる)

颱風一過。
大型台風19号。
河川の氾濫や停電など各地で被害をもたらしました。
皆様には何事もございませんでしたでしょうか。

どうやら予想よりも足が速く朝には太平洋に抜けたようで、
四谷は被害もなく、ほっとしました。
台風よりも地震で揺れたのにびっくりしたくらいです。
久々に携帯の地震警報が鳴りました。
台風だ外出禁止、などと言われているのに、
11日も12日も芸者として働かせていただきました。
ありがたいことです。

そして、本日13日より15日まで奈良に出張です。
12日の「月見の煎茶会」は残念ながら中止となってしまいましたが
本日13日の大和西大寺の「大茶盛」は開催されます。
https://kspkk.co.jp/event/930/
副席の煎茶席でお点前担当しております。
10月13日(日)9時より15時まで受付
茶券3,500円(拝観料、大茶盛、煎茶席、護摩祈願、おしのぎ)

また14日、15日は私の所属しております文人趣味結社「臥遊」の展覧会。
こちらでもお点前とご案内を担当しております。
臥遊展は10時から15時。入場料、展覧席、茶席ともに無料です。
大和西大寺の本坊で開催。

西大寺
奈良市西大寺芝町1-1-5
近鉄「大和西大寺」駅南口より徒歩1分

ご来場お待ちしております。
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大茶盛とは
延応元年(1239)年1月16日に叡尊上人が八幡神社に献茶した余服を
民衆に振る舞ったことに由来する伝統行事です。
「戒律復興」をめざした叡尊上人が不飲酒戒の実践として酒盛の
代わりに茶盛としたことと、「民衆救済」の一貫として当時は高価な薬と
されていた茶を民衆に施すという医療・福祉の実践という二つの意義によって、
八百年近く連綿と受け継がれてきた宗教的茶儀です。
この行事の背後に「戒律復興」「民衆救済」の二つのキーワードが
あることは上述のとおりですが、それに加えて第三の最重要ワードがあります。
それは「一味和合」という言葉です。
一味和合とは、同じ一つの味をともに味わって、和みあい結束を深めるという意味で、
同じ一つの大きな器でたてた同じ味のお茶を、皆で助け合いながら同じ茶碗で
廻し呑みをして、和合を深めて一揆のこころを涵養するということをいいます。

http://saidaiji.or.jp/
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文人趣味「臥遊」について
私が師事しております文人趣味煎茶美風流の家元、中谷美風先生の主宰する
文人趣味結社です。
結社。同じ方向を目指す人々の集まり、と言った意味ですね。
水墨画を中心に漢詩、文物、唐代の古典、それに影響を受けた日本の古典などを
学んでいます。付属する煎茶、篆刻そのた諸々も。
「臥遊展」では美風先生の元に集う皆様の書画や煎茶道具などの展覧。
そして、煎茶席に揮毫席。
すべて無料でお楽しみいただけます。
また臥遊展が開催されます西大寺本坊は社務所が置かれ、普段は立ち入れない場所。
この機会にぜひお運びください。

http://bifuryu.sakura.ne.jp/
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メルマガの話の種はいろいろなところから。

芸者「ふみ香」として所属している花柳界のこと。
「薛風」という名前を頂戴している煎茶道のこと。
ひいては文人趣味の世界のこと。
私のお店「穏の座」のこと。
毎日着ている着物のこと。
伝統工芸品。伝統芸能。お稽古ごとの話題。
穏の座サロンコンサートや江戸を楽しむイベントのご案内。
美術館、博物館、ギャラリーなどの催しのご案内。
そして、季節を感じる江戸の歳時記。

「日本を知る、江戸に遊ぶ」をテーマにつらつらとお話ししたいと思っております。

そうそう、以前書いていたブログ「美しく年齢を重ねるための習慣」も
たいして書いてはいないのですが今だに読んでくださっている方がいらっしゃるので、
ここに書いていたようなことも話題にしてみようと思っています。
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塩見文枝のメールマガジン【江戸の誘惑】について


様々な分野の仕事、様々な顔、様々な名前。
塩見文枝とはいったい何をしている者なのか。


一春本ふみ香…赤坂芸妓組合に所属する芸者としての名前。
一春本(かずはるもと)という置屋に所属しています。
専門は踊りで藤間流。他に長唄、清元、小唄、鳴物もお稽古しております。

塩見薛風(せつふう)…文人趣味煎茶美風流教授としての名前。
煎茶道流派で奈良に本部を置く「美風流」に所属。
煎茶点前のほかに、漢詩、水墨画、篆刻、菓子製作なども学べる文人趣味サロンを開いています。
日本だけでなく海外に招聘されてお点前もしています。

「穏の座」主人…四谷荒木町で貸座敷を経営しております。
座敷とカウンターで、昼はカフェ、夜は紹介制バーになります。
レンタルスペースとしてもご利用いただけます。
穏の座主催のイベントや教室も多数開催。

きもの周り「しほみ」…以前は呉服プロデュースを専業にしておりました。
少しばかり離れておりましたがお客様のご要望にお応えする形で再開。
染め悉皆(生地からのお誂え)、呉服の販売、仕立てやお手入れ、着付、衣装預りサービスを展開中です。

伝統芸能、伝統工芸のコーディネートをしています。
穏の座での小さな演奏会や勉強会。東京だけでなく地方での演奏会の企画運営。
伝統工芸品の展示販売会やそのコーディネート。
また芸者置屋「一春本」の代理店として芸者の手配、お座敷のコーディネートもしております。

実は江戸の案内人。江戸の町案内。舟で巡る江戸。唄で案内する江戸。
など定期的に江戸の町をご案内しております。

実は穏の座の料理人。穏の座での料理、菓子などはすべて自家製。
たまに料理教室も開催。

実は広告屋。印刷物の制作。ウェブサイトの制作。
手拭いや団扇、扇子などの販促品や販売品の制作。
好きなのでやめられないこの仕事。
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ツクツクとは・・・
https://tsuku2.jp
ツクツク!! はモノ(物販)、コト(体験)、ゴチソウ(グルメ)、オメカシ(美容)のショッピングと予約サイト。みんなでシェアし合うおすそわけポイント機能を搭載した総合マーケットプレイスです。お友達と誘って一緒にお互いにポイントのおすそわけをし合いましょう!


塩見文枝の「江戸の誘惑」のツクツク‼︎ショップはこちら。
https://tsuku2.jp/edo-tokyo
始めたばかりで商品数が少なくてごめんなさい。


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本日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。
七十二候に合わせて発行していきたいと思っております。
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【穏の座】
〒160-0007 東京都新宿区荒木町3番地 フォレストビル2階
電話 080-7884-2597
yoyaku@onnoza.com
http://onnoza.com/

【穏の座のfacebook】
https://business.facebook.com/onnoza.arakicho

【穏の座かふぇのInstagram(インスタグラム)】
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【ふみ香のInstagram(インスタグラム)】
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