日本文化サロン 穏の座 and 津の守

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【江戸の誘惑】クラファン明日締め切りです

津の守プロジェクトのクラファン。
おかげさまで達成いたしました。
ネクストゴール挑戦中です。
最後まで応援よろしくお願いします。
https://readyfor.jp/projects/tsunokami


【江戸の誘惑】第一六六号 2022.09.29
辛丑 九月四日 夕月

秋分(しゅうぶん)
次候:蟄虫坏戸(むしかくれてとをふさぐ)
春から夏にかけて活発だった虫が冬に向けて準備を始める時期です。

9月も明日で終わり。
私は「津の守プロジェクト」のクラウドファンディングに
明け暮れた毎日でした。
どうしても成功させなければならないプロジェクト。
はじめてのクラファンで学ぶことも多くございました。

クラファンは明日9月30日23:00で締め切りです。


いつもならイベントを立てる中秋の名月も今年は見送り。
あとの月見の日程は京都宇治での煎茶会と重なってしまい
東京でのイベントは見送りました。
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その月見の煎茶会。
京都の萬福寺での開催です。
塩見が所属する美風流が献茶担当です。

どうやら萬福寺はただいま10月末に行われる
ランタン祭りの準備で面白いことになっているらしい。
おそらくそれに合わせて、
厳かではなく(笑)
楽しい茶席になるのではないかと思われます。

お点前に行く、私自身も楽しみです。
月見の煎茶会にいらっしゃる方は
ぜひ美風流席(有声軒)にお立ち寄りいただき
塩見にお声かけください。


■第47回 月見の煎茶会
日時 令和4年10月8日(土) 14:00~19:00 雨天決行
会場 黄檗山萬福寺 (京都府宇治市)
献茶 美風流 18時より
主催 黄檗山萬福寺・全日本煎茶道連盟近畿地区
茶券 3500円(入山料込・入席券3枚)

当日券について
※当日券(枚数限定)は山門にて販売致します。
販売は、17時まで(ただし規定枚数に達し次第終了)です。
当日券は、茶券3500円に別途入山料500円が必要となります。

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月見のイベントはできませんが、重陽節はささやかながら。

■重陽の節句に菊酒を@穏の座

今年の重陽は10月4日。
旧暦で9月9日です。
重陽には菊酒を飲み、着せ綿の露を含んで長寿を願います。
穏の座で4日に菊酒を用意いたします。
日付変わりますけど5日もご用意します。

菊酒はで7勺のグラス1,000円でご提供いたします。(席料3,000円別途)
菊の香りの漂う酒。くせになる飲み物です。
長寿と健康を願って菊酒をご一緒に。


当日予約はお電話が確実です。
穏の座
080-7884-2597

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誰でもお座敷文化を楽しめる小舞台「津の守」のクラファン。
「津の守」プロジェクトのURLはこちらです。
https://readyfor.jp/projects/tsunokami

時間が取れるときはインスタライブをお届けしております。
23時くらい。
時間が取れるときだけなので、突然はじまることが
多いのですが、
インスタのアカウントも持っていらっしゃる方は
チェックしてみてください。

https://www.instagram.com/fumi.tokyo/

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先日のインスタライブで外国の方から
舞妓になりたいのでお母さんの連絡先を教えて
という問い合わせがありました。

内容からしても文章からしても10代の女の子。
日本語も翻訳ソフトを使っているのではないかと思われます。

本人は高校を卒業したら日本に行って舞妓になるのだ、
と真剣なのですが。
結論から言うと無理です。
諦めてください。
としか。

いい加減な答えはしたくないのでちゃんと調べました。

わたくし。
穏の座、津の守と芸者を呼べる店をつくるにあたり
法律にめちゃくちゃ詳しくなっております。

外国人が芸者になれない理由があります。

芸者という職業はは接待飲食にあたるので
風営法の1号許可、接待飲食店の許可をとっている
飲食店でしか働くことができません。

店の従業員であるかどうかは関係なく
許可をとった店にしか出られないということなのです。

そして、風営法許可をとった店では未成年は働けません。
ですから芸者、半玉になれるのは18歳以上です。
(京都に関してはどうなっているのか、私にはわかりません)

外国籍の方が働く条件はほかにもありまして。
「永住者・特別永住者」
「定住者」
「日本人の配偶者等」
「永住者の配偶者等」
これらの4つの在留資格は、
いわゆる身分系の在留資格と言われるもので、
法的には日本人と同等に扱われるためです。

上記いずれかの在留資格を持っている人しか
風営法許可のある店では働けないのです。

ということで、外国籍の方が芸者になるのは
ほぼ無理ということがお分かりいただけると思います。

あとね。
芸者はお客さまに呼ばれてはじめて収入が得られる商売です。
芸者を呼ぶお客様が外国人の芸者を期待しているかと
考えるとかなり難しいでしょう。
どなた様の日本的なもの、日本の文化を期待して
芸者を呼ぶと思いますので。

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つらつらとお話ししたいと思っております。

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本日も最後までお読みいただき、
ありがとうございます。
多くの方に支えられて過ごす、
この一日に感謝して本日の「江戸の誘惑」をお届けします。

塩見文枝
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