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あなたは本の脚注に魅了されたこととがありますか?〜「あるヨギの自叙伝」より

こんにちは。

週末をいかがお過ごしですか?

ラグビーW杯、世界陸上、バレーボールW杯、毎日、ダイナミックですね!

心が震えますね!

話は変わりますが、

あなたは本の脚注に、 なんて素晴らしいんだ!

とか、

癒された〜、 という経験がありますか?



私は、いくつかの脚注に生き返ったような感覚を覚えることがあります。

例えば、「あるヨギの自伝」第49章(最終章)の脚注です。




「 海があなたの血液としてあなたの体を流れ、

天があなたの衣となり、

星があなたの冠となり、

自分こそが全世界のただ一人の世継ぎであると信じ、

さらに、

それぞれあなたと同じ唯一の世継ぎである世界中の人々をあなた自身と感ずるまでは

また、

神の中に浸って金を手にした守銭奴や王位を獲得した王のように喜び歌うまでは

また、

あらゆる時代における神の御意図が、

あなたの日常のことのようにわかるまでは

そしてまた、

全世界を生み出した、隠れた“無”を真に‘悟’るまでは

ーそれまでは、あなたは世界を正しく楽しむことはできないであろう。」

トーマス・トラハーン『瞑想の世紀』



いかがですか?

私は、天邪鬼なところがあるので、〇〇はできないであろう、、、と言われると、

「やってやろうじゃないの!」って思ってしまうんです。



でも、この詩は、その語られたことが想像できるんですね。

だから、、難しいようですが、読んでいるとワクワクする。

海が血液となって、、、

天の衣、

星の冠に、

世界の世継ぎ、

あなたと私の関係、

喜び歌う守銭奴に王様、

神の御意図と日常、



挑戦的とも言える詩情のなかに、引き込まれて行きます。

そして、自問、、、

全世界を生み出した“無”は、夕景の中に表現されているじゃないか、、、などと。

この詩は意識を拡大し、想像をもたらしますね。

想像できるということは実現できるということです。




「あるヨギの自伝」は、パラマハンサ・ヨガナンダジの著書ですが、

スティーブ・ジョブズ氏が自身の葬儀の時、参列者に贈った本です。

人間の真人としての可能性が各章に書かれています。


何度読んでもまた読みたくなるこの本。

いまでは、目次からその晩に読みたい章をダイレクトに読み始めます。

例えば、第13章 眠らぬ聖者(ラム・ゴパール・ムズンダー)は、

ヨガナンダジがヒマラヤへの憧れやみがたく、

その正当性を承認して欲しくてラム・ゴパール・ムズンダーを訪ねてゆく下りが描かれています。

おかしくも熱く、また心震え癒される章です。

〜続く



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