こんばんわ

お正月は、ゆっくりとお過ごしだったでしょうか。

あっという間に年明けて1週間に立ちましたね。

今日は、今年に入ってはじめての満月でもあり、七草がゆを食べる日だったので、

皆様のご健康とご多幸を祈り感謝して、今年も元氣にお過ごしいただけるよう、健康情報を発信していきますね。

今日は、七草がゆの由来をお話しますね。

以前の日本では、正月に1年の豊年を願い、七種の若菜を食べて、家族みんなが元氣に暮らせますようにと食べていたそうです。

中国は新年の７日に食べる《人日の節句》として、七種の菜羹という粥を食べていたそうです。
いつの時代にもどんな土地でも願う氣持ちに変わらないと感じています。

なぜ、七草なのかですが、年明けからいち早い春を知らせるように芽吹くことから、

七草を使い、薬草を七回刻むことで邪気払いをし、七回を七種することで、49回刻み無病息災を祈って

江戸時代あたりから七草がゆを、食べてきたそうです。

縁起の良い”おまじない”のように食べる風習《根拠のない言い伝え》と思う人もいるでしょうが、

先人の知恵はすごい！

はこべら（はこべ）　　　…『繁栄がはびこる』縁起の良い植物

　　　　　　　　　　　　　    　鎮痛作用・利尿作用など、ビタミンB群・ビタミンC・たんぱく質・ミネラルなどの栄養が比較的に多く含まれています

　　　　　　　　　　　　　    　熱を下げて、便や尿の出をよくする作用のある薬草です。

せり（しろねぐさ）　　 　…競り合うように生えているので『競り勝つ』という意味があります。

　　　　　　　　　　　　　  　高血圧や動脈硬化の抑制してくれます。鉄分が多く含まれています。

すずな（蕪）　　　　　　 …『神を呼ぶ鈴』として縁起物。

　　　　　　　　　　　　　　   ビタミンA・B1・B2・C・カルシウム・鉄分・食物繊維が多く含まれています。

　　　　　　　　　　　　　　   骨粗しょう症・がん予防としても良い薬草です。

すずしろ（大根）　　　　…『汚れのない純白さ』を表しているそうです。

　　　　　　　　　　　　　　   根の部分にジアスターゼが多く含まれているので、消化不良・二日酔い・胃炎解消や便秘解消に良いとされています。

ごぎょう（ははこぐさ）　…『仏体』を表す縁起物とされてきました。

　　　　　　　　　　　　　   　咳止め・痰きり・のどの炎症にやくだてる抗炎症作用のある薬草です。

　　　　　　　　　　　　　   　草もち（よもぎ）の材料として使われていました。

　　　　　　　　　　　　　   　血中コレステロールを減らしてくれます。

ほとけのざ（小鬼田平子）…キク科植物（シソ科のよく似た植物があるので要注意です）

　　　　　　　　　　　　　　      整腸作用・高血圧予防などの効能があります。

良き日本の風習と健康を取り入れた食事習慣を心がけて過ごしてみませんか‼

どうぞ今年も変わらぬご愛顧を賜りますようお願い申し上げます