いわせ接骨院「健康の玉手箱」

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いわせ接骨院『健康の玉手箱』vol.16「〜体温とは?〜」

★★★いわせ接骨院『健康の玉手箱』Vol.16★★★

 あけましておめでとうございます。
 今年もどうぞ、よろしくお願いいたします。
 
 いわせ接骨院、院長の岩瀬和仁です(^^♪ 
 お正月休み、ゆっくりさせて頂いて、おかげさまで、だいぶ骨休めできました。

 あす1月4日(月)から、2021年の施術を開始させて頂きます。
 まだ予約枠がありますので、施術が必要な方は、ご連絡ください。

 いわせ接骨院 0475-20-4756

 寒い日が続きますが、この時期に日常生活で気をつけて頂きたいことがあります。
 からだの一部を極端に温めないで欲しいのです。
 私たちは恒温動物といって、寒ければ体温を上げる、暑ければ体温を下げる、という体温調整機能を備えています。
 この体温調整機能を持っていない動物は、冬は冬眠してしのぎますね。
 
 カイロなどで、からだの一部を極端に温めてしまうと、体温調整機能が、からだ全体を冷やすはたらきを起こしてしまいます。
 そうなんです。からだの一部を極端に温めるとかえって、からだ全体を冷やすはたらきが起きてしまうのです。

 いわせ接骨院の施術(バイタルリアクトセラピー、パウルシュミット式バイオレゾナンス)を受けて頂くと、みなさん冷え性が改善していきます。
 しかし、なかなか冷え性が改善しない方がいらっしゃいます。その方に「カイロしていませんか?」とお聞きすると、たいていの方は「カイロを離せない」とおっしゃいます。
 ひどいと「電気毛布で寝ている」とか「ホットカーペットの上に布団を敷いて寝ている」という方もいらっしゃいますが、交流電磁場(エレクトロスモッグ)を受けてしまいますので、これだけは絶対にやってはいけません。
 湯たんぽの方がまだましですが、湯たんぽもからだの一部を温めてしまいますので、おすすめできません。

 からだの一部を温める生活習慣をやめないと、冷え性は改善しないのです。
 逆に言えば、からだの一部を極端に温める生活習慣が、冷え性の原因の一つともいえるのです。

 しかし、ほかにも冷え性の原因はたくさんあります。先ほどのエレクトロスモッグもその一つですし、体温調整機能などのからだの状態を一定に保つ恒常性維持機能を妨げる原因を削減してゆくことが必要になります。

 いわせ接骨院のヒューマンアップグレードシステムは、「原因」を検査・分析して改善していくシステムトリートメントです。
 その方の原因を削減して、カイロなどでからだの一部を温めるのをやめて頂くと、みなさん冷え性が改善されます。
 
 今回は「体温とは」いったいどこで生み出されているのか…について考えてみます。

 ※このメールマガジンは無料配信ではありますが、無断で他への転載はお控えくださいますようお願いいたします。

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「~体温とは?~」

 昨年11月バイタルリアクトセラピー公式大阪セミナーでのprof.山﨑雅文先生の講義は衝撃的でした。
 もう15年ほど、山﨑先生に学ばせて頂いているのに、学べば学ぶほどに目からウロコが落ちたように、また学ぶことが現れます。
 「木を見て、森を見ず」という言葉は、武田信玄候の思想のようですが、「森を見て、木を見ず」という教訓もセットであるようなのです。

 国民皆保険医療は、対処療法ですから、症状だけをよくみて、全体(原因)を見逃しがちな見方になっているように思います。
 この場合が「木を見て、森を見ず」ですね。
 バイタルリアクトセラピーは、症状も見ますが、症状が現れる原因を、からだの構造と機能から検査・分析して施術させて頂き、整えて参ります。
 この場合は、「木を見て」そして、「森も見」ようとしているのですね。
 しかし、それだけではダメだとおっしゃるのです。
 「森も見て、木も、幹も、枝も、葉っぱも、根っこも、土も、細胞も」見なければならない、そういう視点を持ちなさいとおっしゃるのです。
  
 新型コロナのワクチンのつくり方も今までとは違うRNAに焦点を当てたものになってきていますし、時代と共に、あらゆるものが大きく変わっていきます。山﨑先生の師である故Doctorピアースは「私は新しい考え方を採り入れることを躊躇しない」とおっしゃっています。
 私たちは、このような考え方に基づき、多様化する世界を患者さまと共に、歩んでいく覚悟です。
 
 コロナ禍で、みなさんお店に入る時に「ピッ」と体温を測るようになりましたね。あれは「ダーモサーモ」といって赤外線で温度を測る機器です。これを世界で最初に治療に採り入れたのが、故Doctorピアースです。コロナ禍で今みなさんが「ダーモサーモ」を使うようになったことを考えると、ピアース先生は、やはり新しいことを取り入れることを全く躊躇しなかったことが分かります。もう40年以上も前から採り入れているのですからね。
 バイタルリアクトセラピーの治療前・後に、みなさんの背中のデータを測定しているのは、ピアース先生から受け継いだこの「ダーモサーモ・グラフ」です。「体温」のパターンを計測しているわけですが、以下の3つを読み解いていきます。

 ①施術を必要とするか、しないか
 ②どのような治療を行えばよいか
 ③いつ、治療を終えてよいか

 一回の施術で、大きくパターンが変わる事もあるし、全く変わらない事もあります。また、ある個所だけ、なかなか変化が起きない事もあります。労働や外傷、心理的ストレスによってもパターンが大きく変化する事もあります。
 この変化を読み解くのも、臨床や学びを積み重ねるごとに、とても奥深い事に気づきます。

 山﨑先生は「体温はどこで生み出されている?」と私たちに問いかけました。
 
 私は、その時に「ダーモサーモ・グラフ」でそういう視点を、いままで持ったことがない事に気づきました。
 「ダーモサーモ・グラフ」はデルモトームといって背骨と背骨の間から出てくる脊髄神経の皮膚分節温度パターンを測定し、自律神経の機能を分析するものとの視点しか持っていませんでした。
 自律神経のはたらきが変化すると、たとえばバイタルリアクトセラピーの施術によって交感神経が抑制され、副交感神経が亢進すれば、血管が拡張して血流が上がり、体温が上昇すると言う視点しかなかったのです。それは間違いではありませんが…
 だけど、そう言えば、バイタルリアクトセラピー施術をすると、背骨の施術をしなくても、例えば顔面の脳神経の施術だけでも、みなさん体温が上がって顔色がさっと良くなるんです。そして、これだけでも(背骨の施術しなくても)ダーモサーモ・グラフは変化するのです。
 さらに、施術後に全体の温度が一機に上がる事もよくあるんです。
 たしかに、これは、脊髄神経の皮膚分節温度パターン以外の何かが起きていることになります。

 体温を生み出しているのは、細胞の小器官のミトコンドリアです。
 ミトコンドリアは、脳、筋肉、肝臓、心臓などに多く存在し、最も多いのは卵子です。
 筋肉には、速筋(白筋)よりも遅筋(赤筋)に多く存在します。
 遅筋(赤筋)は、姿勢を保持する筋肉ですので、姿勢保持筋に多く存在する事になります。

 ミトコンドリアのはたらきとしては、ATP産生(全体の95%)、アポトーシス(プログラムされた細胞死)、ヘム鉄の合成、ステロイドホルモン合成、熱の産生、尿素回路、カルシウムの貯蔵(細胞内のカルシウム濃度制御)、免疫など、からだの恒常性維持機能の多くを担っています。
 ATPはアデノシン三リン酸のことで、たんぱく質合成、筋収縮(心筋も)、脳の機能、神経伝達、物質輸送、生合成、代謝、情報伝達、ホルモン分泌、遺伝子の複製のはたらきを起こし、ナトリウムポンプによるイオン輸送も担っている生命の根源の一つともいえるものです。

 バイタルリアクトセラピーは、ここに働きかけているのではないかと思います。
 姿勢が正しくなるということは、ミトコンドリアのはたらきを促し、脳、筋肉などあらゆる機能が正常になり、そして、瞬時に体温が生み出されてダーモサーモ・グラフも変化するのではないかと、そういう視点を持って施術をすると、からだの変化を早く出せるようになったのです。

 ミトコンドリアのはたらきに必要な、リン、カルシウム、ナトリウムなどは、骨に貯蓄されています。バイタルリアクトセラピー施術によって、姿勢が良くなり、骨の軸が地軸に合うと、これらの輸送も活発になるのではないかと思います。
 だから、難しい変形性股関節症、変形性膝関節症さえも徐々に回復に向かうになるのだと思います。
 
 ただ、これらの微量元素やミネラル、ビタミンB群、ピルビン酸やクエン酸など、ミトコンドリアのはたらきに必要に成分は体内で合成することが出来ませんから、足りていなければ摂取しなければなれません。

 いわせ接骨院では、ミトコンドリア、ATP産生などのはたらき、からだに必要な成分の不足などは、パウルシュミット式バイオレゾナンスの波動テストでチェックさせて頂けます。森を見て、木も、幹も、枝も、根も、細胞も、土も見る…という事ですね。


 体軸、骨の軸心を正すのは、バイタルリアクトセラピーが世界で最も優れています。
https://ticket.tsuku2.jp/eventsDetail.php?t=3&Ino=000010056500&ecd=52210006304924
 
 そして、体内環境の乱れ、現代社会の生活習慣や環境による原因を検査・分析するのには、パウルシュミット式バイオレゾナンスが最も優れています。

https://ticket.tsuku2.jp/eventsDetail.php?t=3&Ino=000010056500&ecd=13032920204646
 
 波動テストで、原因を検査・分析して、体内環境を正すために必要な材料(栄養素)レヨベースやレヨビタも適正に調合されているし、電磁波やジオパシックストレスを中和するドゥプレックス、レヨネーターなども開発され、製品化されています。
 いわせ接骨院の治療、この二つの優れた施術法を融合したヒューマンアップグレードシステムは、人体の幹を正し、生活習慣・環境を正すことで、いろいろな病気が快復する条件を整え、さらに病気をできるだけ起こさないように予防する土壌づくりを目的としています。

 私の人生を大きく決定づけたのは、バイタルリアクトセラピー創始者のprf.山﨑雅文先生から頂いた「正しいことをすれば変わる(よくなる)」という一言でした。

 今回は、ちょっと難しかったですね。だけど、ほんとはもっと奥が深いんですよ。

 治療の学びは、ほんとうに奥深く、深淵な世界です。

 最後まで、お読み頂き、ありがとうございました(^^♪

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