いよいよ９月ですね。
今年は本当に早いものです。
時間は早く過ぎる割には気温が全然落ち着かない日々ですが皆さんは如何お過ごしですか？


来院下さる方々で脱水症一歩手前になられた方が数名居られました。
その全ての方が室内での発症です。

今回は熱中症についてお話します。
中には知っている内容で繰り返しになってしまう方も居られるかも知れませんが、
大事なことですので再びの確認をお願いします。



さて、熱中症ですが屋内での発症が呼び掛けられてますね。
やはり外ですと皆さん注意されますが屋内だと油断しがちな様です。
先日エアコン28度設定に科学的根拠は無いとニュースされたのも記憶に新しいですね。

去年はエアコンをつけて扇風機も回していたのに緊急搬送されたご高齢夫婦も居られました。


室温も大事ですが、屋内に居るとつい忘れてしまうのが水分補給です。
中々のどが渇かないから飲まないと言われる患者さんも多いです。
しかし１日の最低水分摂取の目安は1.5リットル、
500ミリリットルのペットボトル三本分ですね。
これは食事で1リットル賄ってる人の目安なので、
もし食事を抜いたり十分に食事から水分が摂れてなければもっと飲まなければなりません。


そして汗をかいたら減少するのは水分だけではなく塩分です。
水分を摂ってるのに熱中症になってしまう事があり、
それは塩分不足から生じます。

汗をよくかく方は水分と一緒に塩分補給もお忘れなく。



少し長くなってますが最後に熱中症の症状を幾つか書きますね。

先ずめまいや気持ち悪さは皆さん連想されると思います。
それ以外にも、
・手足のしびれ
・こむら返り
・筋肉痛
・血圧低下
・四肢や腹筋の痙攣
などがあります。
夜中や明け方にこむら返り、足がつるなどの相談をよくされます。
筋の緊張からくる事もありますが水分不足から起こる事も多いと思われます。
寝ているときにトイレに起きたくなくて控える方も居られますが、
寝る直前ではなく充分時間を置いて水分補給して頂けると改善するかと思います。


また症状が酷くなると、
・強い疲労感
・頭痛
・吐き気
・大量発汗
・下痢
など熱中症とは結びつき難い症状も現れてきます。

この様に無自覚に熱中症になってしまうこともありますので充分ご注意下さい！

長くなりましたが熱中症はここまで。




９月のお知らせ
５日(土)は九時半から開始とさせて頂きます。
お間違えないようお願いします。

21日(月)22日(火)は祝日の為お休みです。



台風も目前です。
しっかり準備して大事ないことお祈りしています！


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