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奉納の心得
ヴィオラ 弾きのふくだゆきこです。
先日ヴァイオリン骨体操協会の指導員、ブラッシュアップ講座で、ナンバ式骨体操の開発者である長谷川先生から音楽演奏の奉納についてのご教授をいただきました。
音楽は本来「捧げ物」だった。
ところが最近我々はミスなく演奏することに心が奪われがちです。
講義中、面白い実験をしました。
1普通に弾くー言われた通りにミスなく弾く
2聞かせるんだという思いを強くして弾く
3コンクールの審査員があると思って弾く
4心に傷を負った人たちに聞いてもらうつもりで、及ばずながら、精一杯弾かせてもらいますという気持ちで弾く
部屋も部屋の中にいる人も何も変わらない状態で、変わったのは自分の心の中のイメージ、気持ちだけ。
だけどこれだけで音楽が変わってしまうんです。
身体の使い方が変わるんです。
心拍数が変わるんです。
本当に面白い実験でした。
演奏すること、集中すること、ミスなく弾くこと、周りの環境に左右されること、ドキドキすること
生きていればいろんな感情になります。
感情よって、病気にまでなってしまうことも多数。
そこをコントロールできれば、こんなに楽なことはないですよね。
いやーそんなこと言われても、嫌なことは嫌だし、嫌なことをありがたいなんて考えられない。
そりゃそうです。
なので、こうしたらよかったなーと反省してしまうことの多いところの気持ちを変えていくようにしています。
講座には明治神宮神主さんも駆けつけてお話ししてくださいました。
「場を味方にする」「身体を味方にする」
方法を丁寧に学びました。
5月に河口浅間神社にて、奉納演奏を行います。どなたでも聴きにきていただけます。
またこの情報はメルマガにて。
ありがとうございました。