僕は、結果として2月以降ほとんど「マスク」というものをして日常生活をおくっていない。
感染した自覚症状がないのはもちろん、「病気でもないのにマスクをして人と接するのは、あまり感じのいいものではない」、というのが僕の常識だったし、春以降もその考えを改める論理的よりどころに、出会っていないからだ。



マスクをするな、といっているわけではない。友達の多くは、感染者率0.001%な鳥取県にあって、ご丁寧に日常のほとんどのシーンでマスクをしたり、わざわざ楽しいイベントがあるのに、自粛？したりしてるらしい。


すごいことである。


とはいえ、正しいかまちがっているかはさておき、マスクをしていないと人から非難されそうでコワい、というメンタルがある人もいるだろうし、なによりマスクをしていたら他の感染症への感染リスクもふくめて、まあ「無いよりはまし」くらいの効果はあるのだから、そこを批判しようなどという野暮な話をしているわけではない。



わざわざ意地悪をいうつもりもないが、例えば「鳥取県」にこだわる意味というのが、県の職員や知事ならいざしらず、市井でくらす私たちに、何か意味があるのだろうか。ウィルスに、県境もへったくれもないだろうに。



新型コロナウィルスが、結局のところどのくらい怖いか、というのは僕は正直わからない。たぶんだけど、医者や学者の人もわからないのが現状だろう。



だから怖い、というのもわかる。




とはいえ、厳密にいえば昨年12月から、ずっとこの新型コロナウィルスと向き合っているのだし、経験的にそろそろ意見してもいいことは、かなりあるだろう。学者の人は「エビデンスがない」というだろうし、もちろんエビデンスがないんだから、あくまで「もしかしたらこうなんじゃない？」、の域はでないのは承知だ。



僕も含めて恐る恐るせっしてきたけど、結局新型コロナウィルスを、すくなくても現行の風邪とか、インフルエンザ以上に怖がる必要って、今はないんじゃないかな。



おちつけよ。



県外からの旅行客お断り？
なんで？
その根拠はどこに？県外って新型コロナ蔓延してんの？？してないよね？　　　



いちおうおさらいしておくが、ここ数ヶ月PCRの検査数というのをそれこそ桁違いに増やしてきているので、（当然）陽性反応がでる人も桁違いに多くはなっている。だが、残念ながら陽性から「感染」となり、そこから「重症化」した人の数は（これほど検査数を増やしていても）ほぼ横ばいなのである。


感染なんて、広まっていないと言ってもおかしくないとおもう。



東京でさえ、「検査で陽性がでた」人が増えてるだけであって、感染者とか病人は増えてないからね。もちろん陽性者が増えてるから注視はしないといけないけど、それとこれとは話がちがうんだよ。
「これ」っていうのは、飲食店をはじめとする自粛ムードのこと。
くどいけど、おちつけって。新宿や新橋みたいなエリアで「夜10時以降は営業を自粛してください。協力してくれた店には20万あげます」って、どんだけ無茶いってんのかわかってんのかなあ。



恥を知れよ。



子供のころ、歴史の教科書をよんで「アメリカにけしかけられたのはわかるけど、本土決戦とかになってまで北米や欧州の列国と戦争して、しかも"竹槍"で対抗しようとして、誰か疑問におもわなかったのか？というか、メディアは批判しなかったのかしら？」と、疑問だった。



また、「ナチスドイツは本当にひどいことをしたんだけど、でもヒットラーはちゃんと国民による選挙で選ばれたとか、ほんと当時どうなってたんだろう？賢いはずの学者なんかも、こぞってナチの思想に賛同してたみたいだけど、王様は裸だって、いう人いなかったのかなあ？」
と、おもってた。



でも、今の日本って、まさにそんな感じがする。



我が家の長男は、春の受験をめがけて今週来週は受験予定の県立高校を順次見学予定だったが、今朝学校から連絡がはいり「夏休み中のイベント予定は、すべて中止になりました」、のだという。



なんで？じゃあ、受験も中止にしたらいいよ。




あと数十年もしたら、今の僕たちの対応って、無茶苦茶「なんで？？？」って言われるとおもうな。どう考えても、おかしいよ。いいかげん、気づけよ。




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