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『おぎやはぎ、進次郎＆滝クリの結婚を“一刀両断”でネット民の溜飲下げた！』



【一刀両断】
一太刀で真っ二つにたたき切る意から、物事をためらわずに、思い切って決断･処理することのたとえ。

小泉進次郎さんの政治手腕をどう評価するというのは、意見が分かれるところです。
滝川クリステルさんについても、日本語の発音が”アナウンサー”としてどうなのか、という議論があってもいいかもしれない。

それはさておき、お茶の間でも認知度の高い若手の”二枚目”政治家と、CMでも引っ張りダコの美人が電撃的に結婚を発表し、おまけに小さい命までやどっているというのがわかったといって、普通「おめでとう」以外のコメントがあっていいのでしょうか。

私もこの報道を知った時はいろんな意味でおどろきました。正直、「首相官邸」で会見が開かれたというところに、猛烈な違和感もあり、その事を当時発信しようともおもいましたが、それについては私でなくても、誰か他の人が知的で誠実な批判をどこかでされると思いましたし、先述したとおり、ここは「おめでとう」以外の発信は（とりいそぎ）考えられないと感じたので、静観していたつもりです。

そしたら、おぎやはぎとかいう”辛口”芸人がラジオで文句をいって、しかもメディアがそれを【”一刀両断”でネット民の溜飲（？）をさげた】とか書いている。

バカか。

ぜんたい、このイチャモンのどこが”一刀両断”なのでしょうか。ただの趣味の悪い”悪口”を公共の電波に乗せただけではありませんか。この悪口で小泉さんの政治的イデオロギーの立脚点が崩れたとか、滝川さんの美貌の裏に、度しがたいほどの悪業があきらかになったとか、なにか批判的収穫が1個でもあるでしょうか。

何も無い。

一刀両断の意味もしらないバカが、同じ穴の狢のバカ芸人の発言を、さもおもしろいようにとりあげただけです。ほんと、バカ。

結婚前に妊娠した事実を批判（？）しているのにも正直おどろきました。今時婚前交渉を否定しようというわけでもありますまい。経済的にも倫理的にも未熟な幼い男女が、考えもなく妊娠までしてしまう事をやめよう、と訴えるのならいざしらず、社会人として（すくなくとも私もふくめ一般的な成人より）責任も仕事もこなしている（としか言いようが無い）男女が、2人で新しい命をもとめる決断をしたのですから、別に結婚前だろうが後だろうが、どうでもいいに決まっています。妊娠は結婚している男女の間でないと違法、などという珍論はないのです。

繰り返しますが、小泉さんの政治家としての立場に与するかとか、オレは滝川クリステルより平井理央のほうが好きだ、という嗜好の問題はさておき、暗いニュースがつづく昨今、（いちおう）画に描いたような好青年と美女が結婚を発表という明るい話題について「おめでとう！」「いつの間に！（笑）」など、好意的なコメントやツイート以外、いったいどんな事がいえるでしょうか。

あらためて、おめでとうございます。