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シンスプリント・膝痛・肉離れーランニングで故障したらまず冷静に優先順位考えましょ
こんにちは、先日開業5年の治療家仲間の所へケアを受けに行った所
「100km走る人の身体なんか初めて診ました〜」
と言われ連日そんな方達を診ている環境がいかに特殊か再確認した原でございます
そんなランナーさん達
基本的に走るのが大好きで隙あらば走りたい人達
シンスプリント、膝痛、肉離れ、どう診ても怪我してるのに走ろうとする人
足引きずって来てるのに
「走っちゃダメですかね?」
エヘ♪みたいな感じで聞いてくる中年男性ランナーもいたり
「ダメ♪」
と私も笑顔で返しおっさん同士が微笑み会いキモい駆け引きが度々繰り広げられている当院です
そりゃダメでしょうよ!!
歩いて痛いのに走ったらその二、三倍負荷がかかりますからね
でもそういうヤンチャ発言する人も他の人がそういう状態だと
「それは休まないと〜」
とかしたり顔でアドバイスできちゃうんですよねきっと
それがレースが近いから
走り込みの時期だから
ライバル達が練習してるから
自分がそんな状況にまみれるとすぐ優先順位が逆転しちゃうんです
冷静に考えましょ
走るのって歩くのより身体にとっては大仕事なんですよ
痛いのを我慢して走っても余計に痛くなるだけ
本命レースに向けて走り込む大事な時期なのはわかりますけど
歩いて痛かったら走っちゃダメ
ジョグは大丈夫でスピード上げて痛いならスピード上げちゃダメ
痛みは身体の赤信号
赤信号無視してたら大事故必至
たまに信号無視しまくりでもコンディションギリギリ保ってる奇跡のランナーもいますけど(笑)
それでもいずれは大事故に会います
すご記録連発してたランナーが怪我を境に全く名前が聞こえなくなっちゃうなんてのもザラです
痛いなら走るな〜ってだけならその辺の医療機関でも言われる事で実際は状況によっては走って良かったり様々なリハビリ手段がありますが
下手に素人判断すくらいならには痛みが出たらランニング中止
日常生活レベルで痛みが無くなったらそこから少しずつ運動量上げていく
というのが痛みをぶり返さない基本です
次が引退レース
このレース出られたらしばらくレース出られなくてもいい
という身体よりレースが優先順位1位という場合は私も全力で応援しますが
そうで無い方はまず元気な身体になる事を優先に
傷んだ身体は心のコンディションも落としちゃいますからね