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夏はランニングフォームを考えるのにいい季節
今晩は、しばらくウルトラマラソンに集中してたらすっかり動きの小さな走りになってたので10月の所沢選手権5000mに向けて鋭意フォーム修正中の原です
暑さでペースも上がらずトレーニングも締まらないこの時期
何と無く走るならランニングフォームについてあれこれ試してみると有意義なものになります
先日大迫選手のランニングフォーム動画が自身のインスタやFacebookで出てましたが相変わらず日本人離れした惚れ惚れするフォーム
ストライドは広く、蹴り上げた踵はお尻まで上がり
鞭のように前に振り出されつつも接地はしっかり重心の下で柔らかくフォアフット
で上半身はブレず上下動もなし
見るからにそりゃ速いよね〜ってフォーム
おそらく動画見ると真似してみたくてたまらず走りに行っちゃう方もいるのではないでしょうか
そのパターンで怪我して当院にご来院される方が毎年確実にいらっしゃいます
だいたいこういう行動するのはほぼ男
かく言う私も学生時代に谷口浩美さんの首を傾げるフォームを真似して怪我した経験あり(笑)
大迫選手の場合はご存知の方も多いと思いますがこのフォームを体現する為の身体作りを筋トレ等で徹底しています
それをしていない人間が真似しても疲れ過ぎて長距離は走れません
大迫選手のフォームに限った事では無いですがフォームを変えるという事はいつものランニングと身体の負担のかかる部位が変わったり
同じ部位でも負担の強さが変わったりします
無理、無駄のあるフォームはもちろん修正した方がいいんですけど
いきなり張り切り過ぎると今まで鍛えられていない弱い部分を酷使する事になり怪我の元
やるなら少しずつ慣らす様にやりましょう
ケニア人ランナーの様に胸を張って前傾姿勢強調みたり、逆にあえて猫背で後傾して走ってみたり
拳の位置を胸の高さで振ってみたり、谷口浩美さんの様に腰の位置で振ってみたり(笑)
周回コースならタイムを計ればフォーム毎に自然にペースが上がったり下がったりするのもわかって面白いですね
今からフォーム修正し始めれば秋のシーズンインにはレースがより楽しみになるはず
是非トライしてみて下さい