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故障を走りながら治す事について

こんにちは!!迫ってきたチャレンジ富士五湖100km
サロマ湖ウルトラに向けた練習って事でいくつか試したい事があり連日妄想が止まらない原です

そんな目標レースに向けて熱を入れる程気をつけたいのが故障

走り過ぎ、フォーム不良、転倒による怪我、シューズとの相性等々原因は様々ですが

いざ痛めて病院に行くと

「休んで下さいね」

と痛み止め薬と湿布薬出されて終わりっていうパターンがほとんどだと思います

「とは言ってもレース近いし」

「せっかく鍛えた身体が鈍るのイヤだし」

「体重増えちゃうし」

「気持ちがモヤモヤするし」

とこれまたいろんな理由で痛み我慢しながら走っちゃう人も多いんですよね

それでこじれてこじれて当院にご来院

走りながら治す方法を期待してご来院(笑)

そんなこじれまくったランナーさんには私も容赦なく練習中止を言い渡しますが

走りながら治す事について
メリット
・走力を維持もしくは低下を最低限に抑えられる
・フォーム、シューズによる痛みの変化を感じ取り組み方の見直しができる
・気持ちが落ち着く(笑)

デメリット
・治りが遅くなるもしくは悪化する場合がある
・かばってフォームが崩れる
・かばってさらに他の部位も痛める

とこんな感じですが

痛みのパターンっていろいろあります

①歩いていて痛い
②歩くのは平気だけど走ると痛い
③距離やペースを抑えれば痛くない
④走り始めは痛いけど暖まってくると消える
⑤走り始めは楽だけど段々に痛みが出てくる
⑥シューズや走路(芝生、アスファルト)によって痛みが出る
⑦フォームによって痛みが出たり出なかったり
⑧なんだかわからないけど痛い日と痛くない日がある

この中で私の場合、単純な筋肉痛を除いて完全にランニング中止を言い渡すのは①②

どうやっても走ったら悪化する可能性が高いです

「そりゃそうだよね〜」

ってこのメルマガ見てる皆さんも思うでしょう

けどいざ自分がそうなったら

「自分は平気かもしれない」

って謎の自信が出てきて走っちゃう人が確実に何人かいます

自分は普通に走ってるつもりでも外から見たらあきらかに痛みかばってるフォーム

悪化して治り悪くなるだけなので絶対やめましょう

逆に走りながら治せるものもあります

③は1〜2週間程度痛みの出ないペース、距離で控え目に走り経過に応じて少しずつ負荷を上げていく流れ、腰や臀部が原因の坐骨神経痛やランナー膝と言われる腸脛靭帯炎などは30kmまでは走れるけどそこから痛みが出てくる〜なんてパターンもあるので負荷のかけ方は慎重に見極めます

④は筋肉の強張りが影響している事が多いので起床直後や動き始めの筋肉のより硬いタイミングで痛みます。まず1回、2回程度ペース、距離抑えめに走ってもらい、その直後や次走時に痛みが増さないのであればそのままゆるランでリハビリ、増す様ならランは中止でウォークやバイクなど代替えのトレーニングを指導します

⑤〜⑧、まとめまでまだ細かい話が続くので今回はここまでにしときます〜

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