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コロナ禍に感じる。

コロナ緊急非常事態宣言解除後も埼玉県では感染者が発生してます。まだまだ完全終息には至っていません。
コロナウイルス感染以前、国からは全体的に医療費削減の声が聞こえておりましたが、非常事態宣言下で心底感じた事は「医療資源は有限である」事です。

マスク、消毒液、感染予防に一番重要な物がいち早く店頭から姿を消しました。今必要な物がお金があっても買えない状況で、同時に医療従事者の労力(身体、心)も有限である事を改めて感じました。

感染症とは別の病(怪我も含めて)は基本的に個人主体の自由生活は可能ですが感染症の場合は感染リスクがそのままダイレクトに社会を脅かし続けます。
当たり前だった生活に制限がかかり自由度が失われる生活は想像以上に辛い状況でした。

医療資源も、医療従事者からの手当ても、自由な生活も、無制限では無かったのです。

この時期、私鍼灸師の立場から皆様に提供できるのは「心身の自由度を最大限に高めるお手伝い」と言う事です。

身体の自由度や感性を高めておく事は、緊急時の制限が掛かった際に非常に役立ちます。

平常時でなく有事の場合、通常のセオリーが通じなくなる為最も頼りなるのは身体感覚だと思います。

いわゆる三密を避ける状況の中で人々は、オンラインのコラボで楽器の演奏会をしたり、食堂や居酒屋の
店主の方は自店の経営も危機なのに、ありものの食材でお弁当を作りひとり親の家庭に配ったり、ジムのインストラクターは自宅で出来る筋トレやストレッチ法をSNSで配信したりお互い身体が喜び自由度が増す交流で凌いで来ました。

どのような行為で身体が喜ぶか?普段からこの感性を磨いておく事はとても大切な事です。

はるよし堂 堂主 百生






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