埼玉県坂戸市
💗講師歴💗２５年目
カラーMステーション
カラーコンサルタント
満月まい（みつづきまい）です

今日、明日はイベント出店です
地元のお友達も参加していました
今年のイベントの流れが学びとなります

そこで目を引く！見やすい！
看板やのぼりから
誘目性と視認性について

色彩検定3級の内容より

誘目性とは
文字通り、目を誘う性質のことで、「誘目性の高い色」とは、雑多な色の中にあって、特に注意を向けなくても、目に飛びこんでくる色のことです。
誘目性の高い色の代表例として、郵便ポストの赤があります。
赤は本来、人の目が自然と向く色であり、そのため、見知らぬ街並みで、ポストがどこにあるかを見つけるには、赤が最も効果的です。

 
色の視認性は
単色ではなく、「配色」でとらえる点がポイントです
赤は誘目性の高い色ですが、例えば、黒板（実際は緑色）上の赤チョークの文字が見えづらいことは、よく知られています。
赤はよく目立つ、誘目性が高い色ですが、緑背景では、見えづらく（視認性が低く）、読みにくい（可読性が低い）色になります。
補色の色になり、明度が同じ為、赤/緑の色弱の方には文字がないように見えるのです
 
黄についても、黒背景では見やすく、視認性が高いのですが、白背景では見えづらく、視認性は低くなります。
このように、色の視認性は「背景の色」との関係があります
 
児童の帽子の「黄色」は、確かに、よく目立つ、誘目性の高い色ですが、帽子やランドセルカバーの色に黄色が選ばれている理由は、誘目性だけではありません

帽子や、ランドセルカバーが黄色い理由は、暗くなった時間帯や、特に、雨が降ったアスファルトの道路を子供が歩く場合を想定し、遠くにいる運転手からでも、黄色い帽子の子供たちがいち早く、認識できるからです。

雨に打たれたアスファルトの「黒」には、帽子の「黄」が、もっとも視認性が高く、遠くからでも、その存在がよく見えます（この「遠くからでも、認識できること」が安全色彩の重要なポイントです。そのため、安全色彩には黄色がよく用いられます）。

灰色の空や夜の暗闇に黄色が一番目立つ色になります
 
踏切の「黄」✖️「黒」の組み合わせも同様の理由です。
 
このように、
視認性と誘目性は、その意味合いにおいて異なっています。

今日はイベント会場で誘目性や視認性を考慮しなければならないのと
雰囲気を壊さないで伝えることと
色々と学びの機会となりました

理論で分かっていても現場ではデザインも大切になってくるからです

また明日

【お知らせ】
11月22日（日）➡23日（月・祝）
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ビックサイトに「カラーグラム」で出店致します
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出展者インタビューはこちら↓
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