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🥫 看板の色 🥫
🥫 看板の色 🥫
自称 カラーコンサルタント
他称 カルチャーリーダー
満月まい(みつづきまい)です
私は看板を見て道を覚えています
そして看板を見るのが大好きなのです
色で認識しているので文字を覚えるのが苦手です
看板でお店がわかりやすかったりしませんか?
今日は看板の色について
色がもたらすイメージ
【赤・黄色】
ファストフード店や飲食店の看板の色は
赤、オレンジ、黄色に黒文字といった組み合わせが多くみかけられます
色的に暖色系が食欲増進カラーで食欲増進効果が期待できる色だからです
おいしく見える色でもあり、元気のよさや、エネルギーにあふれた健康的なイメージを与えます
暗い夜道で、居酒屋のオレンジ色の看板や赤い提灯を見かけると入りたくなりませんか?
まず視認性が良いので目立ちます
そして「おいしそうだな」「温まりそうだな」とつい立ち寄って行きたくなるのも色の効果なのです
【緑、青】
緑は山や森などの自然を連想させる色です
癒やしやリフレッシュ効果が期待できます
薬や衛生用品、健康食品など
身体に直接かかわるものを売る店舗ではお客様に「安心感」を持ってもらうのに使われています
青は歯科や病院、学校、役所、銀行などで多く見かける色です
気持ちを落ち着かせ集中力を高める効果があると言われる色です
「信頼感」が得られる色でもあります
好きな色の上位でもあります
ちょっと淡い水色だとより清潔感が出てさわやかで印象になります
晴れた空や雲の色です
【ピンク】
ピンクは保育園や産婦人科、小児科などで好まれる色です
かわいらしい、女性らしいといった印象が強くなり子どもや女性が多く出入りする場所で見ることが多いと思います
【黒】
大人っぽい色!かっこいい色!というと印象があるかもしれません
男性的なイメージも強い色になります
おしゃれなブランドでも使われています
高級感を演出したいときによく使われる色です
無彩色なので他の色を引き立てる色でもあり食材の色をよく見せたいときのお皿にも使われています
しかし、色にはプラスの面とマイナスの面もあるので工夫が必要です
寒色系の子供の施設などでは明るい色をサブカラーやアクセントに取りいれたり
暖色系が多すぎると落ち着かないので賑やかな印象になったりもします
高級感に「黒」も良いのですが
日本では喪の色でもありますので縁起を担ぐ場面では敬遠されることもあります
年齢によっても黒は避けた方が良い場合もあります
色にはそれぞれのメリット・デメリットがあるので組み合わせ(配色)を知ることで活かすことができます
いつも街で見かける看板も、なぜこの色をしているのか?
どんなイメージを持ってほしいのか?を考えてみると新しい視点で見ることができてたいへん面白いですね
看板から色に興味を持ってみるのもいいですよ
また明日