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♨️ 温泉の色 ♨️

♨️ 温泉の色 ♨️

カラーMステーション
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満月まい(みつづきまい)です

今日はずっと行きたかった温泉へ行ってきました


赤茶色で鉄分たっぷりの温泉でした

日本には天然温泉がたくさんありますが
色には無色透明や乳白色
黒、茶色、緑、青など色々な色があります

黒は東京周辺で見られるそうです
植物が積み重なった腐植質の地層から湧き出ています
フミン酸という成分で太陽の可視光線を吸収することで
温泉が黒く見えるのです
ウーロン茶のような色だたり、真っ黒で不透明だったりします

※光を全て吸収すると黒
※光を全て反射すると白となります


乳白色は北海道から九州まであり皆さん入ったことがあると思います

酸化水素が空気にふれることで酸化し
水に溶けにくい硫黄が硫黄コロイドという微粒子の状態になるそうです
そこに太陽光が当たることでミー散乱という現象が起き白く見えるようになります

空気に触れる前は無色透明になります

※ミー散乱はすべの波長の光が散乱して白色に見える現象です


青色は全国にありますが九州に多い温泉の色です
コバルトブルーの温泉が主で発色のメカニズムが解明されていないそうです
ケイ素を多く含む温泉は太陽光の青色だけを散乱します

時間が経つと全ての波長が散乱するおとで白く見えるそうです

緑色は硫化水素の含有量が多いそうでメカニズムは解明されていないものが多いそうです
クロレラのような微生物が太陽光の光によって増殖することで緑色に見えるそうです

茶色は茶褐色の温泉で先日行った「伊香保温泉」や今日行った「白寿の湯」がそうでした
鉄分を含む温泉がほとんどで空気にふれて酸化することで茶色い沈殿物が発生して茶色く濁るそうです


水の色は太陽から注がれた光の吸収や散乱といった現象によっておこります
温泉の色もこのメカニズムが関わっているわけです



太陽光のうち、私たちの目に見えるのは可視光線といい
波長が380nm~780nmの間の色です
波長の短いものは紫から青色に見えます
波長の長いものは赤色に見えます

可視光線のすべての波長の光が同じ強さで混じると白色に見えます

今日は茶褐色の温泉に入ってきたので「温泉の色」について書きました

また明日

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