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【色のお話】ハチの視力と色覚

【色のお話】ハチの視力と色覚
カラーコンサルタント
満月まい(みつづきまい)です

毎朝「はちみつ」を食べています
今年は長崎の生はちみつを手に入れて
地元の生はちみつを手に入れて
そして、お友達が最近ハチを育てはじめたので生はちみつを楽しみにしています

今日はそんな「ハチの視力と色覚」のお話です

目の構造は人間を含む多くの脊椎動物が持つ「カメラ眼」の他に「複眼」、「単眼」の三つに分類されています
昆虫類は単眼と複眼のどちらか、あるいはこの両方を持つなど種類によって様々ですが、
ハチの場合は2つの複眼と3つの単眼の計5つの目で構成されています

複眼は、個眼とよばれるいくつもの小さなレンズの集合体で構成されています
しかし、個眼には像を結ぶ「網膜」がありません
数個の色を感知する「視細胞」があるだけです
それぞれの個眼は色を識別しそれによってぼんやりとしたモザイク像として物体を認識していると考えられています

色の正体は「光」で光の波長の違いを脳内で色分けしているだけなので「色」は私たちの脳内にのみ存在していると言われています
可視光線は人間が感じることの出来る範囲というだけでハチを含む多くの生物には見える波長の範囲もその範囲で見える色合いも異なるのです

ハチは人間の目では見えない波長を光を捉えることができると言われています。 ハチが見える波長は人間が見える波長よりも紫外線側に偏っていると言われます。 つまり、紫外線を見ることが出来ます。 言い換えると紫外線量が少ない状況下では、花を識別することが出来ません

ヒトが見えるのは波長が380~780nmの範囲ですが
ミツバチの見える範囲は300~650nmと言われています
ミツバチは赤が見えませんが、300~400nmの紫外線を見ることができますが
610~780nmの範囲は見ることができません

赤色は黒やグレーといった無彩色に置き換えて見えているようです

そして380~610nmまでの範囲は私たちと同じように見えているかというとそうではなく
緑、黄、橙は全て『黄色』に
青、紫は『青色』に見えていて細かい色は見えていません
ミツバチに見える色は『黄、青緑、青、紫外線』ということのなります

一番の特徴は人間の目には見えない紫外線を色として見ることができるという所です
紫外線は可視光線の領域より短い波長の電磁波で多くの昆虫にとってこれを見ることが重要になっています
ミツバチの場合は、蜜標(みつひょう)、又はネクターガイドといって
蜜を出す花の中央部が紫外線を多く吸収しているのでこれがミツバチにとって蜜を探し出しだす目印になっています

【おまけ】
スズメバチはミツバチとは違って白黒のコントラストでしか物を見ることができません
そのため、赤や青などの濃い色は黒やそれに近い灰色、黄色などの淡い色なら白やそれに近い灰色で見えています

スズメバチに対して避けるべき色は「日中は黒」「夜間は白」になります
※夜間はスズメバチも活動していないので夜間作業でない限りはあまり必要ないかもです

スズメバチは視力が悪いのでモノクロのコントラストでしか見えていません
前後の動きには気づきにくくなっているので逃げる時はゆっくりと後ろに下がるのがよいといわれています

今日は「ハチの視力と色覚」のお話でした
地元のはちみつ(キープ分)を買ってきます

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