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AEDの色

【色のお話】AEDの色
カラーMステーション
カラーコンサルタント
満月まい(みつづきまい)です

9月1日は「防災の日」
ということで今日は『AEDの色』のお話です

AEDは「Automated External Defibrillator」の略語で日本語では「自動体外式除細動器」と呼ばれる「高度管理医療機器」です。

「除細動」とは
心臓がけいれん(細動)した状態を「取り除く」ことを指しますが、AEDは心臓に電気ショックを与えることで除細動を行います。
以前は医師など、限られた人しか使用が許されていなかったAEDですが、2004年7月から一般の人でも使えるよう規制が緩和されました。
AEDは、救命時に必要な操作などを音声や光で案内するため、AEDを使えば一般の人でも救命活動を行えます。
また、心臓の動き(心電図)を自動解析し、電気ショックが必要な方にのみ電気ショックを流す仕組みになっています。

基本は国際基準であるISOマークに近づける方針ですがAEDの色に関してはISOが採用する「緑」ではなく、日本独自の日本工業規格(JIS)で「赤」が採択されることになりました。

●日本のAED標準マークが「赤」に決まった理由

実はAEDの色はさまざまなのです。
赤色やオレンジ色、緑色、黄色などメーカーによって異なります。
しかし、心肺停止した人の命を救うAEDは、公共性が高く、色・形のデザインはとても重要なのです。

パッと目に飛び込み、言葉で説明しなくても「AEDだ!」と誰もが一目でわかるデザインである必要があります。

パッと目に飛び込み、誰もが一目でわかるデザインといえば「男女のトイレ」や「非常口」のピクトグラム(視覚記号)です。

AEDの色に関してはISOが採用する「緑」ではなく、日本独自の日本工業規格(JIS)で「赤」が採択されることになりました。

なぜ、日本では赤色が選ばれたのか?

日本人の約94%が赤色のAEDの文字が入ったマークを選んだことが最大の理由だそうです
国内では赤色のAEDを街中で多く見かけます
そして『赤』だと思っている人も多いと思います。

日本人の多くが「AEDといえば赤色!」という共通認識で一致しているからです。
『赤色』は注意や緊急性を伝える色でもあることから新デザインの方向性が決められたものと考えられます。

今日は防災の日
私が住む埼玉県のAED設置場所をご案内致します
皆さんの街のAEDも調べてみてくださいね

【埼玉県のHPより】
https://www.pref.saitama.lg.jp/a0707/aed-keihatu-siryo.html

今日9月1日は「防災の日」
『AEDの色』のお話でした

毎日、色のブログを書いています
https://ameblo.jp/colormstation-iro/entry-12761964618.html

満月まいHP
http://r.goope.jp/colormstation

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