徳永接骨院

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肩を引いても猫背が治らないという話

こんにちは!
徳永接骨院院長の立林幸汰です。

緊急事態宣言の解除も近づいていますね。

暑い日も出て来たし
晴れた空を見て子供たちがお散歩に行きたがります。

別に何をするでもなく
小石を拾ったり、犬に声をかけたり
良い感じの棒を拾ったりするだけなんですが

楽しいみたいです。

早く堂々と公園に連れて行って
ブランコや滑り台をやりたいもんですね。


さて、今日の話題は「猫背」について。

猫背という姿勢は誰でもイメージできると思いますが
実は意外と奥が深いことをご存知でしょうか。

意識して肩を後ろに引いたり
背筋を伸ばしたりするだけでは
猫背は治りません。

これは私の考えですが
猫背の根本的な原因は
「前腕」にあると思っています。

前腕(ぜんわん)とは
肘から下の腕部分のことです。


実は、

治療家を9年くらいやってきて
猫背の方にある共通点を見出しました。

それは

前腕の屈筋群(くっきんぐん)が硬いこと。

もっと簡単に表現すると
前腕の、手のひら側が硬いということです。

前腕の手のひら側には
指や手首を動かす筋肉が多く存在しています。


それと同時に
手首を内側に捻るための筋肉があるのです。

この筋肉は
手の甲を上に向ける動作の際に働きます。

日常生活を思い返してみて下さい。

手の甲が上に向いている場面って
けっこう多いです。

・パソコンのタイピング
・ペンで文字を書く
・包丁を握る
・車のハンドルを掴む
・ハンガーを物干し竿にかける

実は日常の中で

手首を内側に捻る筋肉というのが
めちゃくちゃ使われています。

筋肉というのは疲労が溜まると硬くなりますが
この手首を内側に捻る筋肉も例外ではありません。

ここが硬くなるということは
常に腕全体が内側に引っ張られるということです。

試しに

脱力した状態で腕を体の横に垂らし
手首だけ内側に捻ってみて下さい。

肩近くまで内側に捻られるのがわかると思います。

これがひどくなると
猫背のように両肩が前に突き出しながら巻き込んでしまうのです。

ということは

肩だけを一生懸命引くのではなく
前腕の筋肉にある緊張を取らなければなりません。


それを実現するストレッチがこちらです。
↓↓
https://www.instagram.com/p/B-_gYU8hSjy/?igshid=1joxlabbb5tvh

(元の動画を消してしまい、Instagramの動画しかありませんでした。
アカウントが無くても見られます。)


手のひらから前腕、胸付近まで伸びるでしょうか。

左右共にじっくり10秒くらいでいいので
ぜひ取り入れてみて下さい。

最初はけっこう痛いかもしれません。
無理せずできる範囲で大丈夫ですよ!


私はあなたの健康を作るパートナーです。

ご家族を含め
何でもご相談くださいね!

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