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*旬の野菜を常備菜にしよう 「オーガニック共和国」0008

こんにちは、三好えみです。

今日は旬についてお話しします。



陰陽を学び、旬の大切さを深く理解した私は

旬の野菜をしっかり食べると心に決めました。

ところが・・・

これがなかなか上手くいかない・・・



旬というのは本当に短く、

ちょっと油断するとタケノコもソラマメも

あっというまに姿を消してしまうのです。



どうすればいいのか?

悩んだ末に旬の野菜を詰め合わせた

「お野菜ボックス」を

定期的に取り寄せることにしました。




これでバッチリ!と思ったのですが、

実際には乗り越えるべき壁が

まだまだありました。



定期的に届くお野菜は旬のものばかりなので、

例えばキュウリが入ってくるのは夏だけ。

キュウリなしのサラダは考えられないほど

頭が固かった私は大混乱しました。



欲しい野菜が欲しい時に来ない。

あまり好きでない野菜や

調理方法のわからない野菜、

里芋のように下準備が面倒な野菜が入ってくる。

大きな白菜が届いて、

うっかり食べないでいると、次の週にまた届く。

どうしていいかわからず途方にくれる日々でした。




料理に割く時間が限られる中、

野菜を捨てる羽目になっては

落ち込んでいました。




取り寄せていた野菜は

無農薬無化学肥料の貴重な野菜。

私が未熟なために、食べきれず、

捨ててしまった野菜たちを思うと

今でも申し訳なく感じます。



あれこれ料理の情報を漁って、

行き着いた答えは3つ。




■新しい食のトビラ3つのお約束■


1、常備菜を充実させよう

2、重ね煮をマスターしよう

3、展開料理に挑戦





1、常備菜を充実させよう


放っておくとしおれてしまう白菜を

常備菜にするにはどうしたらいいでしょうか。



そうです、

お漬物にすると、美味しくいただけますね。



大根はなますにしてもいいし、

薄切りにして塩麹をまぶすとすごく美味しい。



人参は韓国風にごま油と塩でナムルにすると

いくらでも食べられます。




玉ねぎは薄切りを時間をかけて

茶色く透き通るまで炒めて

途中から生姜とニンニクのみじん切りも加えて、

味噌を加えて玉ねぎ味噌に。




なす、ズッキーニ、トマト、ピーマンなどの

夏野菜はイタリア風にカポナータにして、

バルサミコ酢で食べると日持ちするし重宝。



トマトが沢山くればガスパチョに。



赤ピーマンはただ焼いて

アンチョビを添えるとご馳走に。



バジルがどっさり届けば、

松の実とニンニク、オリーブオイル、

そして塩をバジルとともにブレンダーにかけ、

ジェノベーゼソースを作ります。




きっかけはやってくるのお野菜たちを

無駄にしないことでしたが、

常備菜があると、外食する回数が減るという

うれしいオマケがつきました。



「冷蔵庫に人参のナムルがあるな」

など、常備菜が一つあるだけで

キッチンに立つ気になるのです。



献立をゼロから組み立てる場合と比べると

その違いは歴然でした。


短時間でさっと作れて美味しいレシピを

いつも探している、

そんな暮らしが始まりました。

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