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*甘い誘惑にご用心「オーガニック共和国」0006

こんにちは、三好えみです。

今日は砂糖についてお話しします。



タイトルは
「甘い誘惑にご用心」

です。




なかなかやめられない砂糖について、

詳しくお伝えしますね。



==========



「甘い誘惑にご用心」



1、白い砂糖は危険



悲しい時、さみしい時、

甘いもので辛さを紛らわせようとした経験、

多くの方がお持ちだと思います。



嫌なことがあるたびにお酒に逃げる人がいると、

「アル中になるよ」

「飲みすぎないようにね」

などと注意しますよね?



それに比べ、甘いものをたくさん食べていても

注意する人はあまり多くありません。

スイーツにはかなり「甘い」ようです。





でもね・・・





サトウキビを絞って最初は真っ黒な液体を

これでもかというほど徹底的に精製と漂白を繰り返し、

化学式で表せるほど純度をあげた白砂糖は、

「食品」というよりは「クスリ」です。

「クスリ」と呼ばれるものと同様、中毒性があり、

気をつけないとやめられなくなります。





健康にも害があります。

タバコのように

「摂りすぎると健康に害があります」

と書いて

スーパーではなく、薬局で

ドクロマークをつけて販売してほしいと思います。





2、なぜ砂糖はやめにくいのか



歴史の中でこれほど不自然なものを世界中で

大量に消費している時代は現代が初めてです。



今思えば、食に興味を持つ前の私は、

完全に「砂糖中毒」になっていました。





毎日、お約束のようにチョコレートを食べ、

チョコレートケーキやチーズケーキを年中買い、

テニスのレッスンの合間のランチは

クリームパンやあんパンで済ませていました。



やめられない理由、それは

砂糖を食べると悲しみや苦しみが軽くなった気がするからです。

でもそれは根本解決ではなく、

「クスリ」と同じように悲しみや苦しみを

体のあちこちに隠し、フタをしているだけなのです。

砂糖の効果が消えるとフタが開いて悲しみが出ようとします。

そうするとまた砂糖でフタをしたくなる。

こうして砂糖なしではいられない人が出来上がります。





3、感情は味わってこそ価値がある



とっても大切なことを言います。

私たちは様々な感情を経験するためにこそ

命をいただき、ここにいます。





辛さを砂糖で薄め、押し込み、

麻痺させていると

困ったことが起こります。

天はあなたがきちんと味わうよいうに、

親切にも、

「もう一度ね、今度こそ味わってね!」

と辛い状況を繰り返し作ってしまうのです。



思い当たることはありませんか?



どうか砂糖で感情を麻痺させてしまう

本当の怖さを知ってください。





さらに怖いことがあります。

悲しみや痛みを感じないように砂糖で

感覚を鈍らせていくと、

喜びや感謝を感じる神経も

どんどん鈍っていくのです。





10年前、砂糖中毒になっていた私は

たくさんの幸せに囲まれていたにもかかわらず、

人生には何もないと感じていました。



情熱を傾けるものもない。

愛してくれる人もいない。

自分には何の価値もない。



深い孤独に苦しみ、希望を失っていました。

もしもたった一つの出会いがなかったら、

どうなっていたかと思うと恐ろしくなります。





4、砂糖をやめてみよう!



「砂糖をやめなさい」



このアドバイスをくれたのは

ハワイで出会ったヒーラー、ジョセフでした。



彼は私がケーキやチョコレートを食べようとすると

Better out than in.

「(感情は)押し込めるのではなく出しなさい」

と繰り返し注意してくれました。





悲しみや痛みを、

しまいこんで見ないふりをするのではなく、

たとえ堪え難い程にマズイ味であっても

感情はきちんと味わいさえすれば

あっけないほど素早く解放できると

丁寧に教えてくれました。





しまいこむことこそが問題を大きくするのです。

辛い感情と向き合い、根本的な手当をすること。

私はそれを避けていたために

繰り返し甘いものを食べ、ついには体と心、

両方をおかしくしてしまったのです。



「よし、砂糖をやめてみよう。」



ビッグチャレンジが始まりました。





5、砂糖が心身に与える影響



最初に砂糖がどれほど恐ろしいかを調べました。

怖さを知ればやめやすいかと思ったのです。



砂糖は体を冷やします。

テニスのコーチなのに、

当時私の手足はいつでも氷のように冷たく、

冬の夜のレッスンは拷問のようでした。





砂糖は血液を酸性にします。

酸性の血液はたくさんの臓器を狂わせ、

様々な不快な症状を引き起こします。



当時の私は胃の痛みで目覚め、便秘がちで肌は荒れ放題、

虫歯、肩こり、腰痛、取れない疲労感にいつも悩んでいました。





砂糖はカルシウムを大量に消費します。

ただでさえ日本は火山国でカルシウムが土壌に少ない国です。

そこに住む私たちが砂糖を大量に消費すると

カルシウムの借りが返せなくなります。



カルシウムの不足は様々な精神障害をもたらします。

落ち込み、イライラ、やる気の不足、集中力の低下など。



私の場合には被害妄想がひどくて、

いつも非難にさらされていると思い込み、

人の目がイヤでイヤで、

テニススクールへの出勤が辛くなっていました。





幸い私は精神的なところに症状が出ていたので、

大きな病気にはなりませんでしたが、

砂糖から大病になってしまうケースは多く報告されています。





膵臓が疲弊し、インシュリンが作れなくなれば糖尿病。

インシュリンの調整機能が低下すれば低血糖。

動脈硬化などの血管系の病気や

アレルギー、花粉症など免疫関係。

砂糖の害を解毒する肝臓が披露すれば肝臓病、

便秘から大腸ガンになることもあるのです。





妊婦さんが大量の砂糖を摂取すると、

胎児の脳の発育に問題が出ること、

奇形児の発生率が上がることもデーターがあります。





6、やめられない!



これほど恐ろしいと知ったのに、

なかなかやめることはできませんでした。



ちょっと辛いことがあると

ケーキを買ってしまう。



数日間砂糖抜きをしては

次の日には

アイスクリームを持ってスーパーをうろうろ、

意志の弱さにイライラしました。



長い時間がかかりましたが、

だんだん自分の傾向がわかってきました。



やめなければと自分を追い込むと

かえってうまくいかないのです。



かぼちゃ、サツマイモなどの甘い野菜を

まとめて蒸して冷蔵庫に入れておき、

口さみしいときにつまめるようにしました。



レーズン、干し芋、干し柿も買いだめして、

甘いものが欲しくなったときに食べました。



食事のメニューの一部に

豆の甘煮(甘みはメープルシロップ)を加えたり、

紅茶にハチミツを入れたりと、

苦労しながら白砂糖をやめていきました。



そしてついに3ヶ月、

まるまる砂糖を抜くことができました。





7、砂糖をやめて得たもの



3ヶ月砂糖を一切取らなかった結果、

味覚が驚くほど鋭くなりました。

野菜の甘みがくっきりとわかるのです。

化学調味料や農薬の味も感じられます。



同じ頃から

手の感覚も鋭くなりました。

そして直観力もアップしていました。





砂糖抜きにチャレンジしなければ

ボイジャーもおそうじ風水も

感情解放のボディワークも、

通訳もおそらくできなかったと思います。





最近は中毒の恐怖から解放されたので、

時々ケーキなども楽しみますが、

感覚の鋭さは維持できています。





砂糖中毒から解放されて

何よりもうれしいことは精神の安定です。

落ち込みやイライラから解放され、

状況に関わらず

ふんふんと鼻歌を歌っている自分に気づくたび、

幸せだなあと感じます。





まとめます。

砂糖が与えてくれる喜びは一瞬のものです。

食べ続け、中毒にまでなってしまうと

喜びや情熱を感じる力を失います。





どうかもう一度砂糖の害を思い出し、

甘い誘惑に負けない心を育ててください。

得るものは鋭い感覚と高いレベルの健康です。

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