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*玄米を美味しく食べたい!「オーガニック共和国」0003

こんにちは、三好えみです。

新しい食のトビラを開こうとあれこれ試す中で、

玄米を美味しく食べる方法を発見するまでが

一番長く感じました。


今日は玄米のおいしい食べ方をご紹介しますね。



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母は当時、パーキンソン病という難病に苦しんでいました。

この病気は本当に切ない病気で、

筋肉を動かす脳の一部が狂って、

日常の些細な動作ができなくなります。


手が震える、というのが一番多い症状のようですが、

母の場合はまず笑顔が作れなくなりました。

能面のように表情がなくなった母・・・



時々一歩を踏み出す方法がわからなくなり、

「だるまさんが転んだ」

でストップがかかったように、

おかしな格好で固まっていることも・・・



大量の薬は治すためのものではなく、

進行を遅らせるため???



藁にもすがるように、

玄米菜食を始めたのですが、

基本中の基本、玄米が美味しくない。



何が問題なのか?



最初のミスは完全無農薬でなかったこと。

農薬は胚芽の部分にたまるので、

玄米を食べるなら完全無農薬である必要があります。

あわてて無農薬玄米を探して注文しました。




何で炊いていたかというと炊飯器。

玄米モードがあったので、

タイマーも使えるし簡単!!と喜び、

炊いてみました。



うーん・・・

バサバサしていて、硬くて美味しくない・・・



厚手の鍋があったので、

今度はそれで炊いてみました。

チャーハンにはいいけど、

普通に食べるとまだまだかな。



水加減が違うのかな?


調べてみると、鍋の場合、

水加減は1.5倍程度。

うーん、これは大丈夫そう。



では浸水時間かな?

玄米は長時間つけた方がいいと聞き、

12時間つけることに。

でもまだ母はおいしいと言ってくれない。

もちあわ、もちきびを加えて炊いたらどうかな?

これは多少口当たりが良くなって好評でしたが、

ごまかしている感じがイヤで探求を続けました。




決め手はやっぱり鍋でした。

最後に落ち着いたのは

「平和の圧力鍋」です。

玄米を炊くために開発された圧力鍋で

内釜があって、間に水を入れて炊きます。




玄米は水につけず、洗ってそのまま

同量の水と塩ひとつまみを加えて炊きます。

目分量では白米の場合とほぼ同じ感じです。

一度きちんと計って感じを掴めばあとは楽々。


中火にかけ、重りがシュルシュルと回りだしたら、

少し火を弱めて30分炊きます。

火を止めて、10分蒸らしたら、重りを傾けて圧を抜き、

蓋を開けます。



おおおお!

もちもちしておいしい玄米ご飯の完成です。

長い道のりでした!!!



炊飯器の保温は早く乾いてしまうので、

業務用の保温ジャーを購入して、

数日分をまとめて炊くようにしました。



いろいろテストした経験は無駄ではなく、

チャーハンの時は厚手の鍋で

炊くようになりました。



タイマーが使える炊飯器はやっぱり便利なので、

朝仕込んで12間後に炊けるようにセット。

この時はもちきびや古代米を1カップに対し

大さじ1程度加えると

色付きご飯となってきれいだし、

気分も変わって楽しいとわかりました。



炒った黒豆とお酒、塩を加えて厚手の鍋で炊く

おけじゃ飯は母の大好物リストに加わりましたし、

小豆を加えて圧力鍋でじっくり炊いた小豆ご飯は

満月新月の恒例となりました。



小豆はデトックス効果が高いので、

昔は旧暦の1日と15日に小豆ご飯を食べたと

なにかの本で読んだからです。



玄米と味噌汁、お野菜のシンプルなおかず、

そして梅干しや家でつけたお漬物を

毎日最低一回は食べる生活を続けたところ、

母の症状が奇跡的に良くなっていきました。



にっこりと微笑んだ母の顔があまりに美しくて、

思わず泣いてしまいました。



自分自身の体にも変化が見られました。

動物性の食品が減ったせいか、

汗臭さがなく、靴下も臭くならない。

玄米には食物繊維が豊富に含まれるためか、

便秘がちだったのが嘘のように毎朝のお便りが

楽しみになりました。



心の状態もはっきりと変わりました。

イライラ、落ち込み、激しい怒り・・・

このようなアップダウンがなくなり、

楽観的で穏やかな性格に変わっていったのです。



玄米効果、驚きでした。



玄米によって土台ができました。

でも、保存料などの化学薬品をもっと減らさないと・・・

新しい食のトビラを開く探求はまだまだ続きます。




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おまけ情報


数年前にサロンで開催したある講座のランチタイム。



慣行農法がいかに多くの農薬を使っているか。

化学肥料を当たり前に使うから土が死んで、

虫が発生するから農薬が必要になって悪循環がおきる。


いつもの調子で熱く語っていました。

すると受講生のひとり、春ちゃん、が急に真剣な表情になり、

「えみいさん、私、お米農家なんです。」

と話し始めました。



春ちゃんは農薬を使わないとお米はできないと教わって、

指示通りに何年もお米を作ってきたそうです。

でも、無農薬、無化学肥料というやり方があるのなら

チャレンジしてみたい。

春ちゃんは目を輝かせて話してくれました。



それから3年。

春ちゃんからお米が送られてきました。

あれから無農薬の勉強をし、土作りから初め、

試行錯誤を繰り返し、毎朝草取りに励み、

やっと胸をはって無農薬と言えるお米ができたと。




春ちゃん!!!



お米には春ちゃんの情熱と

みんなに健康を届けたいという思いが詰まっていました。

甘みのあるおいしい玄米。

大切に拝むように洗って炊くとツヤツヤ元気です。

春ちゃんの笑顔が浮かび、

一口食べる度に幸せな気持ちになりました。




春ちゃんの玄米、

ご希望の方はこちらのフォームで注文できます。

玄米もち、甘酒、無農薬野菜もあるそうななので、

興味のある方は問い合わせてみてください。

宮本春子 携帯   090−7190−2344

     メール  h860379@gmail.com  

スマホ
https://88auto.biz/voyagertarot/touroku/sp/thread76.htm
パソコン
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