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刑部裕子の「伸ばす子育て」vol001「これだけは譲れないもの」意識してみませんか?

このメルマガを応援してくださり、本当に本当にありがとうございます!!
読んで下さる方とのご縁に心から感謝しています。

さて、この「伸ばす子育て」では、普段教室ではお話できないような
とってもプライベートなこと(特に失敗・笑)も交えながら
子供もママも幸せになる、心と体の力を伸ばす子育てについて
ご一緒に考えたいと思います!
皆様のヒントになりますように。

もし、お時間があれば、このメルマガへのご感想を是非お寄せ下さい!
*タイトルに「譲れない」と入れて頂ければ幸いです。

*********
今日の伸ばすヒント 「セロトニン5」を知っていますか?

見つめる ほほ笑む 話しかける ほめる 触れる

この順を意識してコミュニケーションすると、大人も子供も自分が
大切にされている、と感じて自尊感情を高めます。
見つめる、、、目を合わせるって大切ですよね。
どんな年齢のお子さんでも、思春期でも、大丈夫!!
見つめる、からそっと始めてみませんか。

*********
さて、今日の本題に。。。

「これだけは譲れない」もの、ありますか?

今ではご依頼を受けて、子育てについて、各地で
お話している私。。。先生は恵まれていたんですよね、と
言われることがたくさんあります。

いやいや!それがそうでもないんです!
実は、我が娘の出産前後は譲れないものどころか!
「もうどうしていいか分からない」お手上げ状態、でした。
はい、恥ずかしながら!!

ミレニアムベイビーなんて言葉が流行ったころ。なんと、
出産直前にも関わらず、一流企業のサラリーマンだった夫が
自主退職!「このまま勤めたら、死ぬかもしれない!」と。
そして失業手当と貯金で食いつなぐ学生になりました。。。

赤ちゃんを育てられるのか?誰が半年後の生活費を稼ぐのか?
そんな心の大声をよそに、かっこつけやろうの私は、
夫を支えて応援する、という態度を偽装したものです。

「ストレスとは、心がノーと言っているのに、
口が勝手に開いてイエスと言っているときのことです」
Stress is when your mind says no, but your mouth opens up and says yes.
こんな言葉が、当時は勝手に新聞から目に飛び込んできたりしました。
夫に言えないストレスを書くノートまで作っていました^^;
はい、今となっては笑いごとですが!
当時はシンデレラでもないのに台所の隅でひっそりと涙したものです!

出産は4日間、1分間の微弱陣痛に苦しみましたが、
母子ともに無事ではありました。
しかし、娘は白血球の数値が異常に高く保育器に4日間も
入ることに。抱いてもやれず、一日傍で娘を見ていると、
左目だけなぜか目やにが出ているのです。そして
決して左を向かないことに気が付きました。

点滴につながれているから、と言われました。
「でも、違う、おかしい。。。」
そう感じた直感は正しかったのです。
退院直後にすぐ風邪を引いてしまった娘。
結局左の副鼻腔が閉鎖していることが分かり、
生まれて早々に開通手術を受けました。
しょっちゅう風邪を引きました。
熱のある体を抱っこして眠れない夜、誓いました。
ママが体を丈夫にしてあげる。
お金がなくても、何でもできることをやる、
そしてママが絶対に誰よりも丈夫に育ててみせる。

私の子育ての「これだけは譲れない」は、「丈夫であること」。
それが最初に決めた、私の「譲らない」でした。
母乳育児だったので、まずは自分がしっかり食べて
栄養の勉強をして離乳食に備えました。

夫は学生でしたが、、、勉強に忙しく!?
”早く再就職してくれー”と料理に語り掛け!?
パワーを入れた一品を増やして出しました^^
食べれば心も整う!知らぬは夫ばかりなり。

あんなに身体の弱かった娘は、現在、通算30学期間の
学校皆勤更新中。虫歯は生まれてから
一度もなく、視力は2.0、アレルギーもありません。
はい、正直、好き嫌いは、、、あります!
納豆のねばねばだけは、何度も挑戦しても、ムリ。
どんな手を使ってもムリでした。継続課題です。

「これだけは譲れない=丈夫にすること」は何を選び、
どう子育てするかの指標にもなりました。例えば
私は2歳ぐらいから夕食の時、食べたものにどんな栄養が
あるのか、どう身体に役立つのか1つ、話すようにしています。
食べる知識が、まず身体と心を守り、育てます。
その結果、、、?はい、毎食「かつお節」を
ご飯にかける子に育ちました^^;

この時期のドタバタは、順調だった人生に立ちはだかった
最初の谷底でした。でも今から思えば、母になる決意を
しっかり固めた時期でした。丈夫にする、という譲れない
決意があったので、どういう子育てをしたいか、自然と
生き方が定まりました。それが、幼児教育へとつながって
行きます。

皆さんの譲れない、教えて頂けたら嬉しいです。

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