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ぼた餅とおはぎ
久々に作ったおはぎを見て 娘が
おはぎ・・・ぼた餅・・・
違うの?
我が家では
この手の物は おはぎ!
私の母は おはぎ が大好きで ことあるごとに
お彼岸はもちろん それとは関係なく 人が集まる 元気になりたい ふと食べたい・・・など
とにかく よく作っていました
小豆から煮るので2日がかりです
まず小豆を1日ふやかして 1日コトコト煮込んで 水気を飛ばして
粒をつぶすようにこねて 粒餡にする しっかり冷まして堅めの酢部餡にする
(時々香ばしいときもありましたけど・・・)
炊きたてのおこわを すりこぎでついて 熱々のうちに 丸める
これがめちゃ熱い
丸めたご飯に 餡を付けて 俵型に形を整える
お手伝いをするようになると 途中のつまみ食いや ご飯のお焦げにあんこの残りを付けて食べるのが最高に美味しくて
自分が母になってからも良く作りました
おかげで 実は息子が いちばん おはぎ好き
最近は ご無沙汰でしたが
ふと思いついて 孫もいたし 息子も来るし
きょうは 久々に作ったら やっぱり 美味しい・・・ おはぎ
あっ この話ではなく
おはぎと ぼたもちですね
私にとっては餅米にあんこは 全部おはぎでした
でも 本来は
萩の頃 つまり秋の お彼岸に食べるのがおはぎで
春のお彼岸にたべるのは ぼたんもち ぼた餅 と言うらしいです
さらには
ぼた餅は こしあん おはぎは粒あん
ぼた餅は 餅米 おはぎはうるち米
ぼた餅は 丸形 おはぎは 楕円形
ぼた餅は 農作業の始まり おはぎは 収穫に感謝
等々 調べると出てきます
又 地域の風習によっても違うことでしょう
でも お彼岸に ぼた餅(おはぎ)は私にとっては欠かせない 一品である事は間違いありません
餅米も少し柔らかめに炊き
小豆を自分で煮るのも 今では 圧力鍋ちゃんがシュルシュルと作ってくれますので
甘さを控え 素精糖にすると テリはないものの 小豆のうまみも感じられてヘルシーになって最高です
母親譲りの ヘルシーで元気の出る おはぎ
久々に作りまして自己満足な 理祥さんでした
私にとっては
春でも おはぎ なのかもしれませんね
おはぎをみて 母を偲んでみました
いいお彼岸になりました 理祥