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ブランコ遊びを分解して考えてみる!

こんにちは、子育て支援はぐはぐのゆかです!
みなさん、いかがお過ごしですか?
今日のメルマガは私が参加している
作業療法士定金雅子先生が
主催のMIGAKUメゾットで
”ブランコ遊び”に変わる遊びについての
検討会があったので皆さんにシェアしたいと思います。


ブランコと言えば、
大体の公園に設置されているかと思いますが、
”ブランコで遊ぶ”ということが
どんなに難しいことかがわかりました。


なぜかというと
ブランコに座って、足で漕ぐという
単純な動作と思われがちですが、
(私がそう思っていた)
たくさんの要素が組み合わさって
ブランコで遊ぶということができるのです!!

まず、ブランコ遊びを
運動分解していきたいと思います。


ブランコは【前庭覚】という感覚が
大きく働きます。
前庭覚は耳の中にセンサーがあり、
前後左右上下の揺れや
スピード感をキャッチしています。
この感覚が苦手な子は
ブランコ自体が苦手かもしれません。


・重心をあえて逸脱させながら
ブランコを漕ぎ出せるかどうか。

・揺れに対応しながら
体を中心に保っていられるか

・揺れている方向に重心を移動させ、
腹筋と背筋の筋収縮のタイミングを図る。

・前後の揺れに合わせて
膝を曲げたり伸ばしたりする。

・椅子に座り続けるために、
お尻で板を押し続ける。

・足の振りに力を入れる場面と
抜く場面がある。

・手で鎖を握り続ける握力

・鎖を握っている手は、
力を入れたり抜いたりしている。


…と難しい単語がたくさん出てきますが、
ブランコで遊ぶということは
様々な要素で出来上がっているのです!


では、ブランコに変わる遊びはどんなものがあるのかを
いくつがご紹介しましょう♪


・足がつかない位置で座ってバランスが取れるか。
→この位置でキャッチボール
・ダンボールやタオルに乗って引っ張ってもらう。
・ビニールテープ上をバランスを取って遊ぶ。
・大人の上(お馬さん姿勢)に乗って
不意な動きに対応できるか。
・立ち幅跳び


などなどブランコを運動分解したことによって
それぞれの要素を補える遊びが出てきますね。


北海道は雪があるため、公園でのブランコ遊びは
できなくなってしまいます。
ブランコから得られる前庭覚の刺激は
姿勢を保つ大切な刺激となります。
また、ブランコが苦手なお子さんも
「この遊びならできるかも!?」と発見があるかもしれません。
ぜひ、お家で取り入れてみてください。

家でやってみたよ!
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では、みなさん素敵な1週間のスタートをお迎えください♪

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