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みやうち助産院です ★メールマガジン1月スタート号★

☆☆横浜市のみやうち助産院母乳相談室の宮内由希子です!☆☆

メルマガ登録ありがとうございます。
2006年に開業して、これまでお知らせ程度の発信しかしていませんでしたが、子育てのこと、母乳育児のこと、毎日の暮らしのこと・・・など、ちょっとためになったり、ほっこりできるような発信ができたらいいなと思っています。
どうぞよろしくお願いします。

さて、年が明けて1月もあっという間に20日がたち、一年で一番寒さの厳しい季節になりました。オミクロン株も猛威をふるっていますが、皆さん元気にお過ごしでしょうか?

冬は夜中の授乳が今まで以上にツライ(涙)と感じる季節ですね。
また、夜中に授乳しようとして、赤ちゃんの手足がお腹に触れると、びっくりするくらい冷たくて驚いたことはありませんか?

赤ちゃんの手足が冷たくなる理由は、大きく分けて二つあります。

ひとつは、大人に比べて皮下脂肪が少なく外気の影響を受けやすいのです。皮下脂肪が少ないと体温が逃げやすいため、冬場など気温が低いと、手足の温度もそれに合わせて低くなり冷たくなります。

そして、もう一つの理由は、手足が体温調整の役割をもっていることです。
人は眠るときに体温を下げることで眠気をおこすのですが、このとき体温を下げるために手足の毛細血管を広げることで熱を逃がすという働きがおこります。
「赤ちゃんは眠くなると手足が温かくなる」と言われるのは、このためです。

この働きによって眠るときは手足がぽかぽかと温かくなりますが、完全に寝入るとこの働きはなくなるため手足の温度は戻っていきます。
寝入る前後で手足の温度が変わるのはこのような体の働きによるものなのです。

逆に寒い場所などでは、体温を上げるために手足の毛細血管を収縮させて体の中心に血流を集める働きがおこることで、手足が冷たくなることもあります。
このように、赤ちゃんは手足で体温調節を行なっているのです。(この話は、先日NHK「あさイチ」でも特集されていました。)

赤ちゃんの手足が冷たいからといって寒いとは限らないのです。心配な時は、お腹や背中など体の中心を触ってみましょう。手足の先は冷たくても中心部分が温かければ問題はありません。

手足が冷たいと温めてあげたくなりますが、手袋やソックスなどは履かせなくても大丈夫です。体温が高くなったときに熱を逃がすことができず、体温調節がうまくできなくなってしまう可能性があります。体の中に熱がこもったままになってしまうと、冬でもあせもができたり、暑くて眠れないとぐずったり、乳幼児突然死症候群のリスクが高くなるとも言われています。
まぁ、布団を蹴飛ばしてしまうのは、暑いからかもしれません。薄手のスリーパーや腹巻などがおすすめです。

冬は、布団から出て授乳するのは辛いですが、桶谷式の研究で、授乳することで、赤ちゃんだけでなくお母さんの血行も良くなり、サーモグラフィーで変化を見ると明らかに温まることが証明されています。冬の夜間授乳も、二人でくっついて授乳しながらお母さんと赤ちゃんで体も心もほっこり温め合ってくださいね!

メルマガは、月に1~2回のペースで更新していきたいと思っています。
皆様、どうか温かい目で見守っていただけると嬉しいです。

それでは、くれぐれも皆様お大事になさってください!

宮内由希子でした☆彡

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