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地味な存在から華やかに変身✨「葉牡丹」
『女王陛下の庭師』クィーズガーデナーの茂清です。
新しい年を迎え、お元気でお過ごしでしょうか?
本年も宜しくお願い致します。
年明けにお庭を賑わしている草花にハボタン(葉牡丹)がありますね。
以前は地味な存在でした。
ところが近年、ガーデンシクラメンと同様にクリスマスからお正月などのイベントで活躍するようになってきました。
寒さや害虫に強い❗️という良い素材でありながらも、その姿から「キャベツみたい」などと悪口を言われていた葉牡丹。
ハロウィンを過ぎたころから苗が出始め、今やクリスマスの準主役といっても過言ではありません。
変身=メタモルフォゼした訳、それは以前と比べ発色がよくなった事です。
更に丸葉・チリメン・レースなどのバリエーションがあることに加え、その姿が可愛らしくなったのも一因でしょう。
とにもかくにも良い素材にに変身✨です。
植え付けの際のデザインのお勧めは小花との組み合わせです。
なのでパンジーよりもビオラがオススメ。
アリッサムとの寄せ植えは特に見栄えが良く、アーティスティックです。
11月~4月下旬の長期間、同時期に活躍するので相性抜群です。
寒さが緩む春先には穂を長く伸ばし黄色い菜の花をつける変身ぶりも一興です。
見た目の良さのみならず、手間もかからないのが更に魅力。
ハナガラつみや水やりの手間が少なく、忙しい方にはうってつけです!
切り戻しをして、日本の夏を越えれば翌年も晩秋から愉しめます。
「キャベツみたい」と言った方、見直しましたか?
鑑賞には向いていますが、食用には適しません。念のため。
今回も最後までお付き合いありがとうございました😊