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メールマガジン バックナンバー
ゆく年くる年
2021年があっという間にすぎる。中身の濃い一年となった。
年の初めは菌耕堆肥つくりから始まった。丁度その一年前に知り合った山下さんの作物を見てから一年間のレクチャーを受けてやったわけだが、一口に120トンの堆肥ってといってもとてつもない量だ。普通堆肥って肥料だと普通は考えるけどこれは土壌改良材です。もう一つはこれは動物系の資材はつかいません。ここの見方だけでかなり目のやり場がかわります。野菜に肥料を与える人。私の見方は土の中の微生物の餌にエサをやって活動を活発化させて地中電圧を上げる事。言葉を換えればエネルギーを引っ張り込める場を支度するという意味です。その野菜だけに目が行くと見た目良ければ良いのJA基準になる。有機でも無機でも肥料をバンバン。農薬バンバン。何が言いたいかというと、野菜はお世話する人の心というか気持ちの鏡だということです。
電圧、土の中の電圧は厳密に測れば場所によってもかなり違うようです。大地電圧、植物、動物、自然界の電圧は直流の1.5ボルトだそうです。えーっ、電気が大切?私たちの体だって電気で動いているんだよ。住んでいる地球が大きな磁石で回りながら発電している。その電気が正常なら野菜も私たち人の体も健康が当たり前。この当たり前を「ととのう」とよんでいます。ととのうようにしていくのがととのえる。
要は大地電圧を正常化させることによって健全な土壌を用意する。健全な場を用意して健全な野菜に育ってもらう。当然食べる人は健康になる。地球の電圧上げる手助けをする。この視点から物事見るとブレがなくなります。
傍から見るとなんか変な事やっているように見えたりする。健康にいいから野菜を食べるといってわざわざ病気になりやすい野菜を食べているのかも知れませんね。
現象の奥にある物理、もののことわりから、その原点を追及して仮説をたてて実践する。
このポリシーがはっきりした一年となりました。