【OfficialSite】いがらしふぁーむ 

mail magazine backnumber

メールマガジン バックナンバー

第3号 いがらしふぁーむ通信 人参のこと

【いがらしふぁーむ】のメールマガジン購読ありがとうございます。

少しずつですが、このメルマガを呼んでくださる方が増えています。本当に感謝
しております。今【いがらしふぁーむ】では、人参、大根がメインですが、
そこそこ沢山の種類の野菜が出荷されています。この時期が一年で最も畑が
充実している期間です。

まさに旬です。決まったセットの販売もしていますが、オーダーメイドの
セットもお作りしますので、お問い合わせください。ミニ白菜、西洋菜花、
カブも美味しくなっています。お近くの方は、直売所には出荷していない
野菜も購入出来ますので、よろしくお願いいたします。

では本題!!

前回のメルマガで人参の話を予告したので人参の話をします。

人参は家庭では常にストックされている野菜です。よく「じゃがたまにんじん」
なんて言われます。どれも北海道が大きな産地ですが、関東では千葉県が人参の
代表的な産地です。

食材としての「人参」の説明になると栄養価、効能など正直あまり詳しくない
ので、植物としての人参のちょっとした豆知識をお伝えします。

人参を家庭菜園やプランターで栽培したことのある方も沢山いると思います。
でも、多くの人が「なかなか芽が出ない」と言います。特に畑にまく場合は、
芽が出ないことが多いようです。私が畑で作業していると近所のおっちゃんが
「人参の芽が出ない、どうしたらいい?」とよく聞かれます。

人参を作り続けて6年、毎年8月の第1週から9月の第1週の1ヶ月間が
播種時期(私の場合)になります。一番暑いときです。このとき一番気を
つけることは、土壌中の水分と種を播く深さです。

人参はセリ科の植物で、香味野菜です。同じセリ科の野菜は、パセリ、
パクチー、セロリ、フェンネルなどです。もちろん七草のセリもです。
ちなみに、クレソンはアブラナ科です。

セリ科の植物は、芽だし(発芽させること)が難し植物で、大根のように
播けば芽が出ると言うわけにはいきません。温度も比較的高くないといけない
ので、夏の暑い時期だと比較的発芽します・・・・が、一番暑いときなので
放っておくと土が、からからになり芽が出ませんので常に土を湿った状態に
保ちます。そして発芽までに1週間から10日ぐらいかかるので、無事に芽が出る
まで朝から夕方まで、常に土の状態を気にしながらの作業が続きます。

また、セリ科植物は好光性といって、光が無いと発芽しないことが多々
あります。つまり、種を播くときにちょっと深めに播くと、光が届かなくて
発芽率が落ちます。と言って浅く播くと、水分が少なく発芽したとしても枯れて
しまうことが多くなります。かなりデリケートな植物なんです。こんな面倒
くさい野菜なので、私の周りの地域では、栽培している人が少ない。だから、
人参を栽培してみようと思った次第です。

今月の21日伊勢崎市の給食が「いせさきづくし」給食のようで、
そこにうちの人参が使われます。
400kg出荷する予定になっています。小学校だけかな?中学校もかな?
伊勢崎市内の学校にお子様が通われている方は、是非この日の給食の人参は
「いがらしふぁーむ」の人参だと伝えてください。ちょっと気にして食べて
もらいたいと思います。普段何気なく食べている野菜も、誰が作っているの
かがわかると、味もちょっと違って感じると思います。逆に「不味かった」
という感想がありましたらご一報ください。人参一袋プレゼントします。

以上








メールマガジン バックナンバー

過去にお送りしたメールマガジンをバックナンバーとして公開しています。

メルマガを購読する