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マッサージの科学的根拠について

いつもメルマガを読んでいただきありがとうございます。

今回はなんと禁断のマッサージは本当に効果があるのかについてやっていこうと思います。


マッサージをしてもらって感覚的には体が楽になるし、気持ちいいし、リラクゼーションにもいいような気がしますよね。


しかし、これがただの癒しのみなのか、それとも、痛み改善に役にたっているのか、どうなんでしょう?気になります!!


なので科学的根拠はあるのか調べてみました。


なんと結構ありました!!


っとその前に


日本はマッサージはどんな位置になっているかを調べました。


厚労省のサイトにいってマッサージ療法の効果が書いてありましたのでしらべてみました。


すると、一応ある程度の、あくまでも短期的な痛み軽減効果があるのではないかという感じで書いてあります。

特に線維筋痛症には結構好意的に書いていますね。

あ、線維筋痛症ってみなさんしってるでしょうか?

もし知らない方の為に説明しときますが、

原因がないのに3ヶ月以上全身の筋肉がこわばり、かつ、激痛がはしり、それだけではなく不安にかられたり、

抑うつ症状がでたり、頭痛だったり、不眠になったりするものです。

こんなに、辛いのに、体の異常がみられなく原因不明の症状の事です。

最近では脳の痛みを感じる神経に炎症がでてこの状態になるみたいなことが分かったみたいですけど、

いずれにせよ、なんでこの症状がでるかの原因がわからないものの事をいいます。


それで話もどしますけど、この線維筋痛症の症状をマッサージを少なくとも5週間おこなうと

痛み、不安、抑うつ、頭痛の症状が改善を認めたとかいてありました。なぜか不眠は効果がないと強く書いてあります。

なんか、書いてる人の思惑を感じる書き方ですが、まあ、それは今おいておいてそう書いてありました。


他、腰痛、首痛、膝痛について効果があるのかも書いてありました。

そこには症状改善したという論文がいくつもある事は認めているんですが、

なぜか、それをそのまま受け止めず、

論文の内容が弱いとか実験の仕方が妥当ではないとかで

あくまで短期的な改善ならあるかもしれないみたいな事にしてまとめてしまっています。

・・・なんか、本当にこのサイトを書いた人のなにかしらの意思をかんじてしまいます。


とまあ、一応日本においても、ある程度の効果は認められています。


じゃあ、ここからが本題ですが、海外ではどうか調べてみました。


すると、結構ありましたよ。


その中でも面白いのが二つありましたので書いておきますね。


まず、アメリカですが

モリー大学というところでの論文です。

そこには5週間にかけて週1回~2回マッサージをうける人となにもしない人を比べた研究です。

すると、マッサージをうけた人のストレスホルモンの数値が低くなっている事が分かったとありました。

また免疫機能に関係する白血球に数が増加しているのも発見されたという事でした。


これはすごいじゃないですか!!


しかも、日本ではあくまでもマッサージは短期的なものとしてましたが、この研究ではマッサージ効果は数日持続すると

言っています。しかもですよ、もっとすごいのは持続するし蓄積していくというんです。


これ簡単に言うと、マッサージは受ければ受けただけ効果を蓄積してより効果的になっていくという事をいってます。

これこれ!!こういうの待ってました!!

欲しかったやつですよ!!こういう根拠があると、日々患者さんに来院してもらって長く通ってもらう事に意味があるんだと

改めて自信がでてきますね。

感覚としては定期的にケアすると、徐々に体に短期的ではない体質の変化がでてくることを感じていたんですが、

こうやって科学の世界から言ってもらえるとほんと日々の仕事に自信と確信がもてて励みになりますよね。

まあ、厚労省は短期的ととらえてるみたいですが・・・😓


そしてもうひとつは

カナダのマクマスター大学の研究なんですが、

これも面白い研究ですよ。

実験は

11人の男子に70分のエアロバイクをさせて疲労させ、

その状態で片方のふくらはぎだけ10分間のマッサージを施し、もう一方は何もしないで、そのご両方のふくらはぎの細胞を搾取し

調べるとう実験です。


これでなにがわかったかというと

ちょっとここからはわけわからん単語がでてくるんでさらさらっっとながしてください。

PCG-lalphaというプロテインレベルが増加しNFlcBという物質が減少したということでした・・・・・。


何言ってるか全然ですよね。自分もわけわかりません。でもご安心を


分かりやすく言うと

細胞内のミトコンドリアが増加して細胞エネルギー増加を促し、修復が速まったとあり、また炎症物質が減少し炎症が和らいだ

ってことらしいです。


これ、めちゃんこすごい事なんです!!


もっとわかりやすくいうと


マッサージにより運動後につかれた筋肉の修復を速め、且つその運動効果を効率的に高め

さらに炎症も抑え、他の筋肉への悪影響も抑える事ができるという事なんです。


っめっちゃすごくないですか?マッサージめっちゃすごくないですか?


すんごい興奮してるんですが、マッサージってみなさんも血流が良くなるのはわかっていますよね。でも、

それだけじゃなくて、細胞レベルに変化をもたらすことがわかったといってるんです。

皮膚の外からの刺激が筋細胞にまで反応をだせるってなんかすごいですよね。

なんか日々の施術が本当にその方に良い効果をだせているとわかると、

間違いなく役にたっていると思えてう単純にうれしいです!!


もっともっと、研究がすすんでわかっていくといいですね!!


まあ、日本はなぜかこういう論文をあまり個人的意見というくくりにして認めてくれないんですが、

海外でこういった薬ではないものへの研究がなされているのは本当にありがたいです。


今回はかなり自分にとっての有意義な調べものでした!

みなんさにも有意義であればこれ幸いです。もしよければ参考にしてみてください。

いやあ、今回はしらべてて楽しかったデスねえ(^^♪

また、なにか興味でたらしらべてお伝えさせていただきます。

では今回はこのへんでしつれいしますね。


栃木県宇都宮市にある接骨院

ながい接骨院より

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