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【和恩の整体施術解説+変遷】和恩の整体は、「気持ちいい」ではなく『心地よい』
こんにちは
和恩の山部です
連休後の小休止くらいに思っていた雨が
いきなりの梅雨入り
もう少し、五月晴れを楽しみたかったですねぇ
今日は
4月にご新規様のご来院が多く
施術前の説明で何回も話して
施術後に感想を聞いたりして
改めて感じたことがありました
独立して10年経過しましたので
現在地の確認も含めて
ほんの少し書こうかと・・・
※言葉選びが正しくない表現もあるかもしれませんが、わかりやすくするためと思ってください
そして、これは自分の変化であって、これが正しいとか何かを否定したりするものではありません
(世の中への配慮って大変・・・)
和恩はオープンして10年
山部が整体を初めて20年
そのうち、オープン3年ほどくらいまで
計13年ほどは同じような施術をしていました
その施術は超絶簡単に表現すると
『がっつり緩めてしっかり骨盤骨格矯正』
〇 「歪みをなおす」ことが大切
〇 歪みをなおす前に揉みこみではないですが、グイっとしっかりと刺激を入れる感じでガッツリと筋肉を緩める
〇 骨盤や骨格ををしっかりと矯正!
〇 カラダを良くするのは担当の先生
そんなものでした
独立後、積極的に外に目を向けて勉強することで
病院や接骨整骨院は、病気やケガした部位を治療する場所だから『完治』というものがあり(だから保険が適用される)
継続性はない。むしろあったらおかしい
整体が扱うのは、『健康』でその健康を維持するため(だから保険が効かない)に活用してもらうことが大切であり
継続していただくことが大切
そんなことを考えているうちに
3年目くらいからどんどん施術が変化していきました
『そっと触れてカラダの反応に委ねる』
〇 『歪みは正さない』
〇 身体には出来る限り最小限の強さや圧力の刺激にとどめる
〇 ご自身のカラダの反応を味わってもらう
〇 身体を良くするも悪くするもご自身次第
こんな感じです
当初施術は、問題点にフォーカス(病院や接骨整骨院のような感じ)して
主訴である問題点へ「筋肉にグイグイと揉みこみのような刺激したり」「骨格をボキボキ」するので
『気持ちいい』とか『スッキリ』という感想が出てくることが多く
若干、快楽的な感想が多かったです
☆快楽的な解決法や表面だけのキラキラした解決法を望んでいる
もちろん、痛みがあったりコリが酷かったりで悩んでいた方には
解決を感じていただいて喜んで頂いていました
独立後に、カラダ(筋肉・骨格)の連動性やココロとの相関性
近年流行っている「筋膜(ファシア)」、エネルギー的ことを勉強することで
☆カラダはカラダの力をもって回復や解決をしようとしているが、わたしたちの生活習慣と意識(すり込まれた常識)がそれを邪魔していること
☆主訴にある問題は全体の5~10%(最大で20%)でその大半が主訴のある場所に「関連するどこか」であること
☆カラダの感覚やココロの在り様を感じていただくことでカラダは変わっていく
ふんわりと「はがす・ほどく」ような触れ方をするので
『じわぁ~とする』とか『力が抜けていく』、『ほっとする』など
『心地よさ』を感じての感想が多くなっています
まぁ、刺激に満足されていた方は来なくなりましたが
ご自身のカラダの状態を知ってもらいやすくなったからでしょうか
通っていただいているお客様からは
以前より、ご自身で出来ることをやってくれるようになったり
明確にご自身のカラダの不調箇所を教えていただけるようになりました
和恩の施術は、『気持ちいい』から『心地よい』にという話でした