自然派ドクター 髙野弘之

mail magazine backnumber

メールマガジン バックナンバー

204.『シルクスカーフに帽子のマダム』

今の世の中を
まるで戦時中みたいだ
と感じる人は少なくないようです。

5月11日には出版社の宝島社が
新型コロナウイルス対策に関して
インパクトのある広告を
読売•朝日•日経の朝刊に
見開きで掲載したそうです。

【私たちは騙されている】

https://www.nikkansports.com/m/general/nikkan/news/202105110000505_m.html?mode=all
(「このままじゃ、政治に殺される。」
宝島社、国などコロナ対策批判新聞広告)

竹槍らしきものを持って
(薙刀に見えますけど)
訓練をさせられている?子供達を
背景に、中央には赤く丸いウイルス
(おそらく日の丸に見立ててある)
をあしらった画像で

「ワクチンもない。クスリもない。
タケヤリで戦えというのか。
このままじゃ、政治に殺される。」

「私たちは騙されている。
この一年は、いったい何だったのか。
ごちゃごちゃ言い訳するな。
無理を強いるだけで、なにひとつ
変わらないではないか。
今こそ、怒りの声をあげるべきだ。」

最初の二行以外は
同意できる内容なのですがね。

【戦時下かっ!】

「欲しがりません勝つまでは」
みたいな感じで
いつまでも国民に我慢を
強いることしかできない
政府や専門家たち。

若者を犠牲にする一方で
いい加減な理由をつけて
特権階級丸出しで
好き勝手やっている年寄りたち。

無理筋のオリンピック開催に
突き進んでいる様は
「インパール作戦」と
揶揄されています。

「屠(ほふ)れ米英 われらの敵だ」
は「屠れ新コロ われらの敵だ」
でしょうか。

かなわない敵を相手に
無謀で不要な戦いを挑み続け
禁酒法に灯火管制に
治安維持法…という流れ。
玉音放送を待っている間抜けに
未来なんて無いと思いますよ。

【魔法の弾丸で戦争は終わらない】

さて、上記の広告をうった宝島社は
その意図について
「新型コロナウイルスの蔓延から
すでに1年以上。しかし、いまだに
出口は見えない。
マスク•手洗い•三密を避けるなど
市民の努力にも限界がある。
今の日本の状況は、太平洋戦争末期
幼い女子まで竹槍訓練を強いられた
非科学的な戦術に重なり合うと
感じる人も多いのではないか」と指摘し
「コロナウイルスに対抗するには
科学の力(ワクチンや治療薬)が必要。
そんな怒りの声をあげるべき時が
来ているのではないでしょうか」と
説明しているそうです。

竹槍では戦えないので
魔法の弾丸が必要
と考えている時点で
失格!やり直し!って感じですね。

【ジャガーはライフルであの世行き】

ドリアン・ロロブリジーダさんが
唄っている動画で、すごいのを
見付けちゃったのでもう1個だけ。

https://www.youtube.com/watch?v=rgCYmopXcCo
(ドリアン・ロロブリジーダ
- シルクスカーフに帽子のマダム
/ THE YELLOW MONKEY)

このマニアックな選曲と
この衣装と唄いこなし方…
この人やはり間違いなく
イエローモンキーの
ディープなファンですね。

141.『Cry』あたりで引用していた
https://home.tsuku2.jp/mailmagDetail.php?scd=0000118315&mcd=58957
イエローモンキー3枚目のアルバム
『jaguar hard pain』は
戦時中に異国の地で殺された
日本兵ジャガーが主人公で、
祖国に残してきた恋人がマリーです。

2枚目のアルバム
『未公開のエクスペリエンスムービー』
のジャケットの写真が
マリーに扮した吉井さんで
最後に収録されている曲が
「シルクスカーフに帽子のマダム」です。

「一番キツイ テキーラをちょうだい
なきゃなんでもいいよ
ガソリンでもいいよ
あの人は夢を呟き
ギターを弾いていた
ケモノみたいな目がさ
あんたに 似ているんだよね」

魔法の弾丸が屠るのは
憎むべき敵、ではなくて
大切な誰か、かもしれませんよ。

メールマガジン バックナンバー

過去にお送りしたメールマガジンをバックナンバーとして公開しています。

メルマガを購読する