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203.『リバティーン』
先週末は生まれて初めて
和歌山に行きましてね。
勝浦町での講演だったので
長年の憧れであった
那智大社を訪れてきました。
想像以上に神聖な場所でした。
那智の滝とか
ずっと見てられますね笑
世界に名だたる名所でもあるので
これまでは休日ともなると
朝から観光バスが
駐車場を埋め尽くし
海外•国内を問わず
観光客で溢れていたそうなのですが
わたくし行った時には
(日曜の朝9時でしたが)
訪れている人は数えるほどしか
いませんでした。
人混みが何よりも嫌いな
わたくしにとっては
天国みたいな状況では
あるわけですが
たくさん並んでいる
お土産屋さんは
生活をしていけるのだろうかと
心配せずにはいられませんでした。
【かぜ薬で認知症になる】
さて今回は和歌山での
初講演ということで
最近はお蔵入りしていた
紀州のドン•ファンが怪死した時の
(つまり3年前の)週刊現代の
表紙を久しぶりにスライドの
中に入れました。
イギリスの最新報告に
医学会が激震
“ショック”
市販の「かぜ薬」で
認知症になる
〜CMで有名な
「胃腸薬」「鼻炎薬」
にも危険成分が!〜
という大見出しが
紀州のドン•ファンを押しのけて
ド真ん中にドでかく記載されて
いた時の雑誌の写真は
わたくしの講演で
見たことがある人も
いらっしゃるかもしれません。
抗アレルギー薬を飲みつけていると
将来ボケやすくなるよ!という話です。
神経に作用する薬剤なので
当然といえば当然です。
副交感神経を抑制しちゃうので
飲まないほうがいいということも
毎度、口をすっぱくして言っております。
アレジオンとかエバステルみたいな薬は
肝代謝性なので
肝臓が弱ってる人には要注意です。
【自由の反対】
ちょっと話が変わりますけどね
「自由」の反対語って何だと思いますか?
1つじゃなくて色々あります。
今はネットですぐに調べられるので
検索してみると
「制約」「制限」「規制」「統制」
「専制」「強制」「強要」「支配」
「束縛」「窮屈」「責任」「不自由」
この他には何か思い浮かびますか?
新幹線のぞみの1号車に乗ると
前方の電光掲示板に「自由」
と書いてあります。
自由席でなければ指定席なので
この場合の反対語は「指定」です。
クリニックの電子カルテを開くと
診断書のカルテには「自由」
と表記されます。
自由診療以外は保険診療なので
この場合の反対語は「保険」です。
つまり一口に「自由」といっても
実に色々な様相を呈するわけで。
制約が全く無い世界なんて
ありえないわけですけど
バランスがとても大切なのです。
【LIBERTYとFREEDOM】
Libertyは勝ち取る自由で
Freedomは最初から制約がない状態
というニュアンスの違いがあります。
勝ち取らねばならない自由だって
たくさんあるというのに
これまで享受してきた自由を
ありもしない恐怖を煽られた挙句に
喜んで差し出す人たちが多いことに
心底あきれてしまいます。
自由の大切さ…
よくよく考えたいものです。
【放蕩者】
Libertineの意味は
1.(道徳的、特に性的に)束縛されない人。
放蕩者、放埒者、道楽者。
2.(宗教上の)自由思想家。
ということになっています。
吉井さんの
この曲を最初に聴いた時には
なんちゅう歌なんだ
と思いましたよね笑
https://youtu.be/9Mt7-1J57o8
(Libertine)
「毒を少女にもらった
肝臓もヤラレちゃった
鏡の部屋でもらった
運命を映すため」
「リバティーン
リバティーン
どっかの王様の話
リバティーン
リバティーン
どっかの王国の話」
毒を盛られた王様の話。
それくらいのことは
覚悟の上で求める自由も
あるのかもしれませんよね。