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疲労について
いつもメルマガを読んでいただきありがとうございます。
今回は疲労についてやっていこうと思います。
これが、ちょっと自分も考えをあらためなちゃならない事がでてきました!
それは
乳酸は疲労物質ではないかも~!です。
これは確かに数年前からいわれてきてたんですが、とうとうどうやら運動分野では共通の認識になってきたみたいですね。
それでも、いまだにそうと考えられる。くらいでの見解で、断定はされていないんですが、
ここ最近では、乳酸は疲労物質ではないというほうが主流になってきたみたいですね。
じゃあ、疲労ってなんなの?ってなりますよね。
それを大きく担っているのは簡単にいうと活性酸素の貯め過ぎなんですって。
例えば運動をすると活性酸素がでてきます。これが多少だといい働きもするのですが、
激しい運動や過度の作業をしすぎて、活性酸素が溜りすぎると酸素ストレスで神経細胞や筋細胞が破壊されます。
それをなんとか抑制させようと脳が警告するのが疲労ということだそうです。
また、スポーツ時に起こる、筋疲労は
乳酸ではなく、乳酸が作られる過程で発生する水素イオンの影響により体が若干酸性になりかつ、エネルギー源の糖が不足して
疲労が起こるとされていて、
また、筋収縮はカルシウムイオンが放出されておこるんですが、これがエネルギー源の物質が分解される時にでるリン酸がカルシウムイオン
の放出を阻害して筋収縮できなくなり疲労がおこるみたいです。
ちょっと難しくなってきましたね。
まあ、簡単にまとめると
疲労の原因は
活性酸素の貯め過ぎ
エネルギー不足か使いすぎによる筋収縮の低下
という事で、どこにも乳酸が関係してこないんですね。
これは面白い結果になりました。
しかも、もっと調べると、
乳酸は筋肉からカリウムイオンの漏れ出てしまって筋収縮を阻害するのを防ぐ働き・・・ちょっと何言ってるかわからないですよね。
要は今までとは逆に筋収縮を助ける役目があるかもしれないんだそうです。
かつ、最近では乳酸はエネルギー源の助けや血管新生、傷の修復の促進などの働きがあるのが分かったみたいですね。
・・・これ、ほんとうはすんごく体にいい物質じゃんって事になりますね。
ただ、最初にいったようにまだ確定したわけじゃないんで、断定はできませんけどね。
それで、じゃあ、この疲労はどうやってとればいいのって事ですが
これは以前のメルマガでもどこかででてきたと思いますが
軽度の運動です。
ちょっとカッコよく言うと
アクティブレスト(積極的休養)ってやつです。
例えば、ちょっと早歩きのウォーキングや軽負荷でのエアロバイク等です。
激しいと先にいった活性酸素が出過ぎちゃうんでダメですが、それが出過ぎない程度でかつ血流がよくなる運動ってことです。
これを10分から20分おこなうと疲れが安静時よりとれるんです。
しかもこれ、前回の健康にもつながる時間ですよね。
疲れはとれるは、それを続ければ長寿も得られるのでやらないの損ですね。
特にスポーツを激しくやる方や、仕事がハードな方は
ぜひとも取り入れた方がいいと思います。
ほんと、今回はまさかの乳酸の考えがちょっと変わってしまった回でしたが
いまだに受け止め切れていませんが
せっかく調べたので、考えを改めていこうと思います。
今回は疲れについてやってみました。参考になれたら幸いです。
ではこの辺で失礼します。
栃木県宇都宮市にある接骨院
ながい接骨院より