自然派ドクター 髙野弘之

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137.ほらうしろで『神様』が

「神はサイコロを振らない」
という言葉は
アルベルト・アインシュタインが
不確定性原理に反論するために
使った例えです。
世の中の事象には必ず法則性があり
それに従って全てのことが起こると
いう考え方を比喩的に言ったそうです。

【確率とは何か】

Twitterで以下のような投稿がありました。

〜〜〜〜以下引用〜〜〜〜

2021/2/13現在
発生から1年1カ月

検査数 7,835,137件
陽性者数 410,980人
重症者数 668人
死者数 6,910人

コロナ陽性じゃない日本人
99.673%

コロナで死んでない日本人
99.995%

〜〜〜〜引用終了〜〜〜〜

注射する必要があるかどうかは
よく考えましょうね。

【縄文ウイルスの確率】

数字がいっぱい出てくると
読んでくれる人が減りそうなんですけど
大事なポイントなので
上記の確率とも関連することとして
説明させていただきます。

HTLV-1(縄文ウイルス)キャリアの母が
特に制限せず母乳を飲ませた場合に
お子さんが将来ATL(白血病)に
なる確率は約1%

母乳を全く飲まなかった場合には約0.15%

という説明を133.『花』の回でしました。

以前はキャリアが多い九州などに限って
妊婦さんのスクリーニング検査が
行われていたのですが
他の地域に引っ越す人もいるので
最近では全国的に
HTLV-1キャリアではないかを確認する
検査が実施されています。

そうすると、どうなるか。

日本全国では平均して
妊婦のキャリア率が0.2%ほど
と見積もられています。

日本での年間出生数を
100万人とすると
(今はだいぶ減ってますけど
計算しやすいのでこの数字で)
妊婦100万人/年をスクリーニングすると
2000人/年のキャリアが見つかります。

そのキャリアを発見せずに
キャリア全員が長期母乳
育児を行ったと仮定すると
(40年以上先の将来に)
20人(2000人の1%)のATL患者が
発生する計算になります。

キャリアを発見して
その全員が完全にミルクのみにしたと仮定すると
3人(2000人の0.15%)のATL患者。

つまり、このスクリーニングと母乳制限は
将来的に年間17人(20人−3人)のATL患者を
減らす効果があるということになります。

今の医学の常識ではATL発症すなわち死、
ですから17人の命を救うのと同等です。
ここだけ見れば明らかな成果になるのですが
そのために、年間100万人に検査を実施して
1983組の母子の母乳育児を断念することが
必要になるということを
忘れがちなのが現代医学です。

【起こることは必然的に起こるのだし】

ワクチンのトレードオフと一緒で
それに見合うだけのメリットがあるかどうかは
充分に慎重に考えたほうがいいのです。

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